「さよならみどりちゃん」DVD

さよならみどりちゃん」を観て、「ハチクロ」を思い、考えた。
永遠の片思いは、それは正しい恋のあり方なのか?

さよならみどりちゃんさよならみどりちゃん
(2006/02/24)
星野真里、西島秀俊 他

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ゆうこ(星野真里)は、ユタカ(西島秀俊)が好き。
ユタカがゆうこのすべて。
でも、ユタカはゆうこと付き合いながら、
「オレはムリだよ。沖縄にみどりちゃんがいるから」と言う。
そういいながら、当たり前のように、ゆうこの部屋に来るユタカ。
しかも、ユタカの周りにはいつもたくさんの女の影が見え隠れする。


「イイ男でダメ男」を演らせたらこの人しかいない、ってくらい、
飄々として、女にだらしないテンネンの色男になりきる西島さん。
うまい。嫌味がない。しかたないなーって思わせる。

ゆうこはモテるのに、ユタカのことを切り捨てることができない。
ゆうこはけなげでいじらしい。
だけど考えた。ゆうべも「ハチクロ」の最終回を観ながら考えた。
大人の片思いは、それははたして、正しいあり方なのか?



もちろん、いつも恋が両思いなら言うことないが、そうはいかない。
やむを得ず片思いのこともある。
それはそれで、しかたない。
私だって、フェルゼンしか見ていないオスカルを想うアンドレが好きだ。
いいヤツだと思う。(←ちと古い?)

だけど、現実に、ぜったいかなわないのがわかっていて、
思い続ける片思い。「永遠にあなたを想います」 
これは一見、究極の愛に見える。
だけど、そうなのかな?

思い続けるのはいいよ。忘れろとは言わない。
だけど、それはそれで置いといて、次の恋に向かわなくちゃ、
どうしようもないじゃないの。
いつまでもどこまでも、かなわぬ想いにしがみつく、生産性の
欠如した恋愛は、大人になりきれない子供か、よほどのドMか、
あるいは、「想い続ける私が好き」なのじゃないだろうかね?

オマエはほんとの恋を知らないからだよ、と言われるだろうか。
だけど、やっぱりおかしいよ。
昨今の「片思い礼賛」は、なんか、子孫繁栄を拒絶した人類の、
歪んだDNAの反逆のように見えてしまう、かわいくない私だ(^^;

横恋慕する真希(岩佐真悠子)、たろーくん(松尾敏伸)、
なんか、みんな、ベクトルが永遠の一方向きで、
切ないのを通りこして、いらいらする。
やっぱり恋は、互いに想い合う、朗らかな喜びに満ちた、
すばらしい恋愛がいい。
そういうのを観たいなぁーと思う。


監督:古厩智之
原作:南Q太
04年作品

コメント

 
うん。この作品は見ていないけど、私もそう思う。
ダメだったら、無理やりにでもスパーっとあきらめて、
次に向かうくらいの潔さがほしい。

なんかね、永遠の片思いって、
究極の愛っていうよりは「共依存」なんじゃないのかな?
片思いする側が女性でも男性でもね。
自分の足で立っていないって気がするのは、言い過ぎかなぁ?
だよね。もっと潔さが必要だよね。
確かに、自分の足で立ってなくて、相手を想うことの上に依存してる。
それは永遠の後ろ向きでしかありえない。
若者よ、前を向くんだ! な〜んてね(^^;

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