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「フリーター、家を買う」有川浩

忘れるほどかなり前に読みました。たぶん、3月頃だったかと思われ・・・
図書館で人気本にエントリーされていたので、内容も知らず予約し、
まわってきたものです。「図書館戦争」の有川浩さん作。
ちなみに、このジャンルにまったく詳しくない私は、「ひろ(さん):♀」
ということを初めて知った(恥 

2007年7月~12月、日経ネット丸の内OfficeにてWeb連載されたもの

フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
(2009/08)
有川 浩

商品詳細を見る

自己啓発本でも、成功ノウハウ本でもありません。
この作者特有のファンタジーです。

主人公・誠治は、そこそこの私大を出て、そこそこの会社に就職。
そして、その会社の新人研修に突っ込まれる。
そこは、竹刀を持った指導者がゲキを飛ばし、
「オマエたちのためだから!」と罵倒し、ぶっ叩き、
新人たちは喜びの涙して「必ず立派な社会人になります!」と
その“先生”に感謝するという、ありがちな修羅場だった。

ドン引きで笑いをこらえるのに必死の誠治に対し、
仲間たちは次々と素直に洗脳されていく。
ほんの数ヶ月で、「熱意ある新人」あるいは「優秀な新人」、
そのどちらにもなれないことがわかった誠治は、「もうムリ」と落ちこぼれ、
「要領の悪いやつ」というレッテルをもらって、辞表を出した。

なぜ、いつから、どうして、こういう状況に陥ってしまったのか、自分でも
よくわからない。しかし誠治は、なるべくして立派なフリーターとなった。
どんどんころげおちていく。もう自分でもとめられない。

ところが、いつも味方でいてくれた母親の精神がついに破綻し、
誠治は母を救うべく、無責任オヤジと対決することになる。
素晴らしい“おとめねえさん”である姉のヘルプを得て、誠治はがんばる。
そうこうしていくうちに、誠治の中に、ほんとうにしっかりとした社会人
としての自覚が育っていく。本物の大人になっていくのだ。
母の病はご近所づきあいのせい、だから誠治は社宅を出て、
家を建てようと考える。
フリーターに、そんなことがはたしてできるのか・・・?

というようなストーリー。
まあ、あくまでもファンタジーであるから、リアリズムという点ではどうか
わからないが、しかし、まったくリアルを無視して書かれているのではなく、
説得力のある内容と起こりうるかもしれない構成になっており、
思わず「うんうん、そーなんだよねー」とうなづかされる場面も多い。
読後感は爽やかで、誰の前にも未来への道が見えてくる、といった感じの
「いい本」だ。

ラストの付け足しの章は余分だと思ったけど、やはりこの作者が
若者中心に絶大な人気を集めているのがよくわかるものでした。
一日で読めるので、スカッと、いかがでしょう。

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Comment

編集
諦めずに間に合うために。そして、諦めなかった物語。
ぐっときました。
トラックバックさせていただきました。
2010年12月24日(Fri) 18:24
Re: タイトルなし
編集
>藍色さま
いつもありがとうございます。
こちらからもTBお願いしました。
よろしくお願いします。
2010年12月25日(Sat) 15:07












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フリーター、家を買う。 有川浩
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2010年12月24日(Fri) 17:48
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