芸能界、結婚ラッシュだ。
オダギリ共演者の麻生久美子さん、松たか子さん、
どうぞお幸せに!
というそんな中、昨晩テレビで映画版「半落ち」を観た。
これは、私はまず原作を読んで、TVドラマを観て、昨日の映画の順。
制作は、原作→映画→ドラマの順。
原作は“空白の二日間”を追って、息もつかせず、一気に読ませる。
読み始めたらやめられないおもしろさがある。
謎解きのおもしろさ、ミステリの醍醐味がたっぷり味わえるけど、
ただ、ラストの説得力がいまひとつ、んーもうひとつ!という
欠点があったと思う。
映画とドラマは、やはりそのラストの扱いにそれぞれ
くふうを凝らしてきていた。
以下、私の勝手な感想。
オダギリ共演者の麻生久美子さん、松たか子さん、
どうぞお幸せに!
というそんな中、昨晩テレビで映画版「半落ち」を観た。
これは、私はまず原作を読んで、TVドラマを観て、昨日の映画の順。
制作は、原作→映画→ドラマの順。
原作は“空白の二日間”を追って、息もつかせず、一気に読ませる。
読み始めたらやめられないおもしろさがある。
謎解きのおもしろさ、ミステリの醍醐味がたっぷり味わえるけど、
ただ、ラストの説得力がいまひとつ、んーもうひとつ!という
欠点があったと思う。
映画とドラマは、やはりそのラストの扱いにそれぞれ
くふうを凝らしてきていた。
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以下、私の勝手な感想。
TVドラマは、ラストをドラマチックにもりあげる目的のためか、
全体を、ミステリから人間ドラマにすり替えてしまった嫌いがあった。
原作にはない志木(椎名桔平さん)と梶(渡瀬恒彦さん)のドラマを
いろいろ作りすぎ。
妻(風吹じゅん)とのドラマも作りすぎ。
結果、時間の関係上か、新聞記者・中尾(東幹久さん)のドラマや
判事や弁護士のドラマが消えてなくなっている。
父親の逸話を無理に志木にくっつけたりして、よろしくない。
(ただ、竜雷太さんの演技はさすがにうまかったけど)
全体的に奥行きがなくなって、泣かせることが主になってしまった
ように思った。
キャストも、それぞれの役者さんはいいが、揃うとどうかな?
特に検事の佐瀬(高嶋政伸さん)に違和感あり。
一方、映画は原作にほとんど忠実に、キャストも揃ってよかった。
志木の柴田恭兵さん、梶の寺尾聰さん、佐瀬の伊原剛志さん、
弁護士植村の國村隼さんなど、もうばっちり、ぴったりだ。
妻の姉役の樹木希林さんが秀逸!
青年役の高橋一生さんもすごくよかった。
判事の吉岡秀隆さんがやや若すぎる感じもしたけど。
記者を女性(鶴田真由さん)にしてしまったのが、
唯一の映画の欠点。それも編集長(田辺誠一)との不倫ドラマに
してしまったのもよくない。
ラストの扱いは映画が、原作を抜いてよく出来てたと思う。
ただ、迫力は何といっても原作がいちばん。
やはり、これは原作を抜かすことは出来ないと思う。
全体を、ミステリから人間ドラマにすり替えてしまった嫌いがあった。
原作にはない志木(椎名桔平さん)と梶(渡瀬恒彦さん)のドラマを
いろいろ作りすぎ。
妻(風吹じゅん)とのドラマも作りすぎ。
結果、時間の関係上か、新聞記者・中尾(東幹久さん)のドラマや
判事や弁護士のドラマが消えてなくなっている。
父親の逸話を無理に志木にくっつけたりして、よろしくない。
(ただ、竜雷太さんの演技はさすがにうまかったけど)
全体的に奥行きがなくなって、泣かせることが主になってしまった
ように思った。
キャストも、それぞれの役者さんはいいが、揃うとどうかな?
特に検事の佐瀬(高嶋政伸さん)に違和感あり。
一方、映画は原作にほとんど忠実に、キャストも揃ってよかった。
志木の柴田恭兵さん、梶の寺尾聰さん、佐瀬の伊原剛志さん、
弁護士植村の國村隼さんなど、もうばっちり、ぴったりだ。
妻の姉役の樹木希林さんが秀逸!
青年役の高橋一生さんもすごくよかった。
判事の吉岡秀隆さんがやや若すぎる感じもしたけど。
記者を女性(鶴田真由さん)にしてしまったのが、
唯一の映画の欠点。それも編集長(田辺誠一)との不倫ドラマに
してしまったのもよくない。
ラストの扱いは映画が、原作を抜いてよく出来てたと思う。
ただ、迫力は何といっても原作がいちばん。
やはり、これは原作を抜かすことは出来ないと思う。
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最終更新日 : -0001-11-30
Re: No title * by 美月
>藍色さま
お久しぶりです(^^
コメント&TB、ありがとうございました。
この本を読んだのはずいぶん前ですが、一気に読ませる
原作のパワーはよく憶えています。
こちらからもTBさせていただきますね。
よろしくです~
お久しぶりです(^^
コメント&TB、ありがとうございました。
この本を読んだのはずいぶん前ですが、一気に読ませる
原作のパワーはよく憶えています。
こちらからもTBさせていただきますね。
よろしくです~
映画の記者を女性にしたのは、残念でした。
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