ジョコ本に続き、話題のこちらも読んでみた。筆者は成功したIT起業家であるが、少年時代からの肥満と体調不良に常に悩まされていた。そこで、自らの体をくまなくハックし、最高レベルの医学的、生化学的、栄養学的知識の研究を極め、ついに「完全無欠」の食事法を編み出した。その集大成がまとめられた本である。内容は、専門的な研究や用語が多出し、また、英語的な言い回しのためにいささか読みにくい、理解するのに時間がかか...
筆者は成功したIT起業家であるが、少年時代からの肥満と体調不良に常に
悩まされていた。
そこで、自らの体をくまなくハックし、最高レベルの医学的、生化学的、
栄養学的知識の研究を極め、ついに「完全無欠」の食事法を編み出した。
その集大成がまとめられた本である。
内容は、専門的な研究や用語が多出し、また、英語的な言い回しのために
いささか読みにくい、理解するのに時間がかかる。
しかし、筆者はこの「完全無欠ダイエット」で、
空腹知らずで毎日0.5キロずつ痩せて、今も理想体重を維持し、
頭脳は冴えわたり、IQは20P上昇、健康爽快な毎日を送っているという。
うーん、これは興味がある。がんばって読んだ(^^;
ざっとまとめれば、最近日本でも流行の、ケトン式・ローカーボのダイエットと
同じ類のものになる。
糖質を控えて、中鎖脂肪酸をたくさん摂り、脂肪を燃やしてエネルギーにする
ダイエット法だ。
しかし、これは「油好き」人間でないと難しいなー。
毎朝バターとココナツオイルなどを大匙2杯ほども溶かしたコーヒーを「朝食」に
するのだが、ここからしてもう、ムリです。想像しただけでのめそうにない。
また、「あなたはあなたの食べたものでできている」と言われているが、
そうではない、「あなたはあなたの食べたものの食べたものでできている」のだ、
だから、その品質に注意しましょう、てことで、
バターはグラスフェッド(牧草飼育)の牛のもの、お肉にしてもグラスフェッドに限る、
飼料を与えられた牛のものはso badなので×です、
野菜も新鮮で自然のもの(遺伝子操作などのないもの)に限る、などなど、
なかなか難しい。いっそニュージーランドに移住しましょうか(^^;
栄養学は、昔と今では大きく違うし、何をどう食べるか、何がどう栄養になるのか、
これは日々喫緊の問題であるのに、なかなかに難しく、実践も容易ではない。
マクロビオテックの人やベジタリアンの人もいれば、一方で、肉だけ食べて
健康という人もあり、民族的・人種的な遺伝子という問題もあるし、
お肉を食べないとタンパク質不足で老化を早めるよという情報もあれば、
質素な修行僧的食事で大阿闍梨の荒行を成し遂げる方もいる。
ただ少なくとも、以前のように「油のとり過ぎが脂肪になる」というのは違っていて、
使われず貯められた「糖が脂肪になる」というのが正しいようだ。
「日本的ゆるい低糖質食事法」=バランスよく食べて、糖質をとり過ぎない、
野菜をたくさん食べる、というのがやはり王道であるようだな。
何事もガチになりすぎるのはよろしくない。筆者も適宜手を緩めているそうだ。
ちなみに、中鎖脂肪酸(バターやココナツオイル)は、燃焼が速く、体に蓄積
されにくい、とも言われているが、一方で、いややはり心疾患にはよくないですぞ
という指摘もある。どちらを選択するかはあなた次第ってことね。
積極的にとるべきなのはオメガ3(a-リノレン酸)、良い油であるのはオメガ9
(オレイン酸)というのも間違いないようだ。
けど、3のエゴマやアマ二オイルは、ちょっと生臭い。(生で食べないとだめ)
やっぱりおいしいのは調理しても生でもOKなオリーブオイルだなぁ。
地中海式ダイエット、正解か。

本当に色々出回ってますが
和食をほどほどに食べるのが
一番いいのではないかなあと思います。
極端なダイエットは長続きしないしね~
普通の食事・生活をしていたら
そんなに肥満になるはずもないと思います。
私の知り合いのアメリカンは
160kgあったのが
90台まで 減量されるのを
目の当たりにして びっくりしましたが
その後 続いているのかどうか。。。
その人は カーボンダイエットでした。
>昭和30年代
そうなん?(^^;
食事内容の欧米化で日本人の体格は向上したんだけどねぇ。。。
いろいろ難しいですねぇ。
あちらの国の人は肥満って言っても、日本人とはレベルが違いますよね。
160キロって、ざっと私が4人分(^^;
90キロまで減量っていうのもまたケタ違いですごい。。。
ふつうに食べてふつうに動いてふつうの体格ってのが一番ですね(^^v
人の組織は3ヶ月で入れ替わるそうです。
>何事もガチになりすぎるのはよろしくない。
ええ、むかし、クレアで
横森理香が地味飯と、言ってました。
在る説では、昭和30年代あたりが、
一番いい食事らしいです。