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花笑み*マイ・フェイバリット

ワンコと映画と演劇と音楽と本とおいしいものと… 好きなもの、お気に入りのものについて書いていきます。

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2015-12-12 (Sat)

名フィル定期 2015年12月

名フィル定期 2015年12月

第430回定期演奏会「メタ」シリーズ<日本民謡の昇華>ホルスト: 日本組曲 作品33, H.126 藤倉大: フルート協奏曲 [委嘱新作・オーケストラ版 世界初演]ホルスト: 組曲『惑星』作品32, H.125[指揮] マーティン・ブラビンズ [フルート] クレア・チェイス[女性合唱] 愛知県立芸術大学女声合唱団[合唱指揮] 長谷順二[コンサートマスター] 田野倉雅秋 2015年 12月11日(金)愛知県芸術劇場 コンサートホール 演奏に先立っ...

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第430回定期演奏会
「メタ」シリーズ
<日本民謡の昇華>

ホルスト: 日本組曲 作品33, H.126
藤倉大: フルート協奏曲 [委嘱新作・オーケストラ版 世界初演]
ホルスト: 組曲『惑星』作品32, H.125

[指揮] マーティン・ブラビンズ
[フルート] クレア・チェイス
[女性合唱] 愛知県立芸術大学女声合唱団
[合唱指揮] 長谷順二
[コンサートマスター] 田野倉雅秋

2015年 12月11日(金)
愛知県芸術劇場 コンサートホール

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演奏に先立って恒例のホワイエコンサートと藤倉大さんのトークがあったが、
ギリギリに着いたので、トークは化粧室でマイクで聞きました(汗)

1曲目は、19C後半~20C初めにかけて欧米でジャポニズムが人気だった
時代に、ロンドンでホルストと日本の舞踏家:伊藤道郎の邂逅があり、
伊藤が口笛で吹いて聴かせた日本の民謡や子守歌の旋律に触発されて
作曲されたもの、とのこと。
よく知った物悲しいムードの日本のメロディに、ホルストが付けるコードが
随所日本的ではなくて、ジャズっぽい響きも味わいながら楽しめる、
懐かしいような、不思議なような、6曲からなる小曲。

2曲目は名フィル依託の世界初演のフルート協奏曲。
クレア・チェイスさんは若い可愛らしい女性で、スリムなボディと美しい肌に
黒いシンプルなドレスがよく似合う。
コンサートフルートと、コントラバスフルート、バスフルートとピッコロの
4本が舞台上に準備されている。
演奏が始まると、いきなり、おそらく誰も予想していなかっただろう、激烈な、
ロックな展開となった。
およそ「フルート」というイメージとは程遠い、どちらかといえば「尺八」を
奏でる虚無僧のような、体の中を絞り出すような、哲学的な孤高のソリスト。
圧倒されながら20分弱の演奏が終了。
間髪入れず飛ぶ「ブラボー!」の声。。。。

私の後ろの席に、音楽に詳しいらしい会話が聞こえてくるおじさまが
いらっしゃったのだが、そこからも「やーっ、これは、ブラボー!」の声。
うーん、確かに、もの凄い演奏であったし、ひとつの光景がありありと
浮かび上がるテーマの明確な曲であったし、力作であった、
がしかし、心の底から「ブラボー」なのか、と思いながら、
そのこと(完成度の高さということ)と、心地よい、もう一度聴きたい、満たされる、
というのとは異質のものだなあ、音楽に求めるものの違いかなあ・・・などと
休憩に立ち上がると、ちょうど2階から降りてきた男性の話声、
「いやあ、でも、あれは、…俺はブラボーとは、よう言わんなあ」に、
心で「まあ、そうよね」と座布団1枚(^^;

この曲、いろいろ、初めてみる楽器が登場していました。
バリ島のお土産みたいな「貝殻風鈴」とか、 ん?念力?みたいなあやしげな棒?、
サーカスのゾウさんの乗る白い太鼓みたいなドラム、などなど。
それを見てるだけでも興味深かった私(^^;

さて、後半、おまちかね「惑星」全曲。
これは文句なしにブラボー!!でした。
やはり全曲通しで聴くのが素晴らしい。
火星、木星、などの迫力は言うまでもなく、全体が終始強いムードで構成されて
いたと思った。
後半は徐々に諦観、永遠の彼方への迷走&瞑想、の感じが濃くなる演奏が
比較的多いかと思いますが、この日のブラビンズ師匠は、あくまで強気、
戦闘態勢を維持しつつ、ラストは女性合唱に癒されながら、次のステージに
臨んでいくのだ、永遠に・・・!…という感動的な幕切れであったと感じました。

さて、さて、<ポストリュード>で、再び、クレアさんが舞台上に立たれました。
金曜は、この日の協奏曲の、ソロ版でした。
これは、同じ曲なのだけど、まったく趣きが違っていた。
こちらの方が理解が深まるというか、こちらにはまだ癒しが見いだせた。
柔らかな感じがした。ソロの方が好きだなぁ。

土曜はポストリュードは別の曲だそうで、土曜組の方たちに伺いましょう。
こっちは「ふつうの」フルート曲、だったら、…怒るで(笑)



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No title * by めーちゃん
その小父様、ブラボー屋のバイトですよ。
てっきり第九思て来ました。
完全なクラッシックへの移行期ですかね。ガーシュインみたいな。
昨日第九がラジオから流れていて
あの頃は家族は幸せだったと感慨でした。

No title * by 美月
第九のチケットは今年はまだ買ってないんですよ。予定が未定で。
まあ、毎年聴きたいですけどね、なんかシアワセな気分になりますものね。
いろいろなものに思い出はまとわりつくわけですけど、よいものだけを
選択していきたいと思ってます(^^