日本センチュリー交響楽団 三重特別演奏会J.S.バッハ: ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト短調 BWV1048グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16ベートーヴェン: 交響曲第7番 イ短調 Op.92...
J.S.バッハ: ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト短調 BWV1048
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
ベートーヴェン: 交響曲第7番 イ短調 Op.92
<ソリストアンコール>グノー(J.S.バッハ):「アヴェマリア」
[指揮] 飯森範親
[ピアノ] 萩原麻未
[ゲストコンサートミストレス] 小川英知香
日本センチュリー交響楽団
2月22日 三重県文化会館 大ホール
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この週末は名フィルの2月定期、N響の名古屋演奏会、そしてこの三重総文と、
魅力的なコンサートが重なった。
三つとも聴けたら言うことないが、そうはいかない金銭的・アインシュタイン的
事情というものがある。
ということで、未体験のセンチュリー響を選択してみた。
なにせ、プログラムは好きな曲ばかりであるので♪
1曲目「ブランデンブルグ」3番は、本来の絃による10声部の合奏。
清らかな癒しの音楽が会場を満たしていく。
ただ、ホールが広いので、音がやや団子に聴こえたかも。
2曲め、グリーグのピアノコンチェルトは大好きな曲だ。
北欧の静謐な風景が、澄み切った空気感、静かな水音までが思い浮かぶような
美しくダイナミックな曲を、ジュネーブで優勝した萩原さんが奏でる。
素晴らしい~♪
そしてアンコールの「アヴェマリア」とても清らかな美しい心に残る演奏でした。
後半、お待ちかねのべト7.
演奏に先立って飯盛さんが、「のだめ」ですっかり有名になったこと、
そしてあの演奏はすべて飯盛さんによるものなので、ここで聴くのは
「のだめ」の「あれ」であると思ってください、と話されたように、
まさに、明るく、軽やかで、キラキラで、生の喜びに満ち溢れた、
会場のそこここに音がコロコロと転がっているような、活気ある
元気な演奏だった。
ホントに「のだめ」だ~(^^
前に名フィルで7番を聴いた時にわりと重いのね、と思ったのだけど、
これは耀い、青春の、歓びの7番でした。
「センチュリー響はどんな音を出すんだろう…」とみなさん思いながら
今日はこられたでしょう? こういう音なんです!
次もまたこのホールに来ます!
・・・との飯盛さんのご挨拶でした。
いいですね、センチュリー。
この明るさはやはり大阪なのかしらん。
なごやんとしては、もうちょっと重しが欲しい気もするけども、
だから、もっと深刻で重々しい曲ではどうなるのか、聴いてみたいけど、
ところどころ絃と管のバランスがもうひとつなところもあったように思ったけど、
管がもうすこし重いといいかもと思ったけど(出張による本数不足か?)
でも、次も期待しましょう(^^v
ゲストコンマスに小川英知香さんが来ておられました。
小川さん、とてもかっこいい、クールなハンサムウーマン。
(ストラスブール管弦楽団の首席とのことですが)
では、センチュリーのコンマスはどなたなの?と思ったら、
名フィルの後藤さんでした(^^
同じ県として括るのはちょっと苦しいかもと思います。
桑名も昔からの地域と新しい移民の地域とあり、それぞれです。
お育ちになられた四日市??あたりは、まだ
三重県のテリトリーでしょう。
あそこは近畿・東海の領土紛争地帯ですね。