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花笑み*マイ・フェイバリット

ワンコと映画と演劇と音楽と本とおいしいものと… 好きなもの、お気に入りのものについて書いていきます。

Top Page › Archive - 2013年01月
2013-01-28 (Mon)

名フィル定演 第398回「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」

名フィル定演 第398回「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」

第398回定期演奏会<遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・>バーンスタイン: 『ウェスト・サイド物語』からのシンフォニック・ダンス コープランド: クラリネット協奏曲バーバー: 弦楽のためのアダージョ J.ウィリアムズ: 映画『スター・ウォーズ』組曲[指揮]円光寺雅彦 [クラリネット]橋本杏奈名古屋フィルハーモニー交響楽団1月25日(金) 愛知県芸術劇場 コンサートホールものすごく期待して行った。「ウェストサイドストー...

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第398回定期演奏会
<遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・>

バーンスタイン: 『ウェスト・サイド物語』からのシンフォニック・ダンス
コープランド: クラリネット協奏曲
バーバー: 弦楽のためのアダージョ
J.ウィリアムズ: 映画『スター・ウォーズ』組曲

[指揮]円光寺雅彦
[クラリネット]橋本杏奈
名古屋フィルハーモニー交響楽団
1月25日(金) 愛知県芸術劇場 コンサートホール
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ものすごく期待して行った。
「ウェストサイドストーリー」は中1の時に映画館のリバイバル上映で観た時以来、
その感動をそのまま保存し、何度も、いくつかの作品を経つつ反芻してきた。
「スターウォーズ」は、アナキン登場前の、ルーク・スカイウォーカー、
ハン・ソロとチューバッカ、レイア姫、R2-D2,C-3POのオリジナル作品、
実に新鮮でおもしろかった。あの興奮を今も忘れることはない。
だから、「期待しすぎ」だったかもしれません。

私個人の感じ方であるけど、金曜の演奏はいつも通りのクオリティであったものの、
聴いている幸福感で気持ちが高ぶり、頬が紅潮し、口元は緩み、
思わず体が揺れだして、知らず足がステップを踏み始める、楽しくて嬉しくて
たまらない、ワクワクドキドキ、じっとして聴いてなんていられないよ、
…というような高揚感がいささか低めだったような感じがしました。
もちろん、終演と同時にツイッターでは「素晴らしかった!」の書き込みが
飛び交っていたので、たぶん私の思い込みが先行しすぎてしまったのでしょう。
ティンパニがすばらしく、パーカッションセクション大活躍、管も絃もよく、
見事な正確さでリズムを刻む。
でももう少しはじけた感じ、ノリ重視のバランスでもよかったんではないかなあ。
(それじゃ高校のブラス部になってしまうか…(^^;すんませーん。

橋本杏奈さんのクラリネットは高音が美しく抜け、清らかで純粋な響き。
まだ若いお譲さん(89年生まれ)なのに、すでに実績のある方です。
さらに、思わず音色に誘われて、あちら側へ連れて行かれてしまうような、
個性的な魅力(魔力?)が加味されてくると、もう凄いことになるでしょう。

「弦楽のためのアダージョ」よく聞かれている曲ですが、これがよかった♪
切々と語りかけ、重ね重ねて愛の深さを畳み込む、ミルフィーユのように幾層も。
素晴らしい音楽世界でした。

PS.この日はオール男色プログラムでもあると教えてもらいまして、
(J.Wを除き) あー、そうなの、と勉強になりました(^^
バーンスタインは有名ですが。芸術家に多いですね。
もちろん別に偏見はありません。愛は自由です。


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No title * by 珍言亭ムジクス
期待が大きすぎたり期待と中身が違っていたりすると、肩透かしを食らったような感覚になりますね。
だからといって「がっかりしたくないから最初から期待しないでおこう」などというのは、ハードルを下げて低レベルで満足しようということで、これはしたくない。
期待に応えてくれないリスクがある一方で、期待を上回るものもあるという思いで行きたいです。期待しないなら行かないほうがいいのだ・・・ちょっと説教臭くなってます(^^;

パンフレット13ページでバーバーについて「ジャン・カルロ・メノッティと深い関係になって」とさらりと書いてあるのを読んでニヤリとしてしまいました・・・二人は一時期同じ住まいにいたのです。
こんなことばかり書いていますか、私は男色ではありません。おかまバーに行ったことはありますが(^^)

Re: No title * by 美月
ムジクスさん
そうですね(^^いつも期待を膨らませて、時に妄想になったりしつつ
会場に向かいます。
期待どおり!は素晴らしいですが、「おや、そうきたか」という喜びも嬉しい。
そういう意味での大きな喜びが今年もいくつかありました。
中でもスドビンさんのラフマニノフ、よかったー♪
(ラフマニノフ関連でごめんなさいデス(^^;

バーバーはいろいろ浮名を流した人だったんですね。
これまでまったく知りませんでした。
> おかまバーに行ったことはありますが(^^)
宅主人もニューハーフのおねえさんのショーがおもしろかったと言ってました(笑

No title * by めーちゃん
スターウォーズ
より未知との遭遇かな。
おとうとよめが来た際鳴り響き
戦闘体制です。

男色は今のミュージシャンでは
世界の中心で・・・の主題歌を
作った御仁ですよ。

Re: No title * by 美月
卓越した才能や感性がリンクするからでしょうか。

2013-01-21 (Mon)

「大作曲家ワーグナーの生涯」音の楽園 第3章

「大作曲家ワーグナーの生涯」音の楽園 第3章

音の楽園The Three by One vol.3「大作曲家ワーグナーの生涯」第3章『ブラームスとの対立と恩人リスト』リスト:悲しみのゴンドラ 第1番、第2番ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24リスト:リヒャルト・ワーグナーの墓にワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集[アンコール]ブラームス:「わが恋は緑」シューマン:歌曲集「ミルテの花」Op.25より第1曲「献呈」広瀬 悦子(...

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音の楽園The Three by One vol.3「大作曲家ワーグナーの生涯」
第3章『ブラームスとの対立と恩人リスト』

リスト:悲しみのゴンドラ 第1番、第2番
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
リスト:リヒャルト・ワーグナーの墓に
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
[アンコール]
ブラームス:「わが恋は緑」
シューマン:歌曲集「ミルテの花」Op.25より第1曲「献呈」

広瀬 悦子(ピアノ)
清水 華澄(メゾ・ソプラノ)
西村 朗(ナビゲーター)
1月19日(土)愛知県芸術劇場コンサートホール
3ワーグナー

3回シリーズの最終回はマニアックな曲ずらりで収穫ありでした(^^v
西村さんのお話は「絶対音楽」派のブラームスと「表題音楽」派ワーグナーの
対立についてからスタート、当時の音楽界の解説。
で、リストは、すでに花形超絶ピアニストとして名声を得ていた。
ピアノはうまいわ、イケメンだわ、長身だわ、クールだわ、で3人の中で
一番女性関係が華やかだった。「もっともキライなタイプだ^^;」と西村さん。
が、モテ男ぶりにも疲れて終止符を打ち、その後ワーグナーと親交を深め、
逃亡を助けたりし、関係を維持していった。
1曲目は、ワーグナーが亡くなる6週前に虫の知らせを得て、再会し、
その死を予感したリストが尊敬する友の死を惜しんで作ったピアノ曲。
非常にメランコリックで鬱々として、一定しないリズムを複雑に刻み、
激しい旋律が狂気のように奏でられ、また沈鬱し、・・・・という重々しい曲。

2曲目は、ブラームス。
シューマンの未亡人クララに捧げた愛の曲。
高名なピアニストであったクララ、大音楽家の未亡人であるクララ、
その愛する人へのプラトニック(と西村さん評価)な思いのたけが
つまっているので、これはもうハンパない力がこもっているよ、と。
ヘンデルの主題が次々と25の変奏となって演奏される。
最後は大フーガで、もう、これ、ものすごい。もう息もできない。
聴いていて、こちらも酸欠になりそうな熱演でした。
このすさまじいピアノ曲は、もし弾けたら1回で3キロ痩せそう(^^;
そしてそのあと疲労で3日寝込みそう。
いやー、前半のピアノ、すごかったなー。
広瀬さんの華麗で繊細なテクニック、特にペダル使いが卓越していて
ピアノであってピアノを超えた、みたいな素晴らしい演奏でした。

さて、3人の中で、いちばん恋愛がネチこいのがワーグナー(西村さん)
力でねじふせるタイプだね、と。ワーグナーは、友人リストの娘であり、
リストの弟子ハンス・フォン・ビューローの妻であったコジマを横取りし、
二番目の妻にした。ありえないでしょー、と西村さん。
怒り心頭のビューローは一気にブラームス派へと転向、ワーグナー批判を
するようになった。そりゃそうだよねー!と西村さん(笑
しかしリストは、それでもワーグナーを終生尊敬していた。
3曲めは、ワーグナーの死後、その思い出に捧げたリストの小曲。
短いのだが、なんとも言えず悲しく、しかも深い愛の感じられる曲。

4曲めは、リストが、「トリスタンとイゾルデ」の「イゾルデの死」を
ピアノアレンジした曲。美しい曲になっていました。
ピアノにすると、リストっぽい感じ(旋律的な)になってた。

さて、最後は清水さんの独唱です。
ワーグナーは経済的な援助を続けてくれた恩人オットー・ベーセンドンク
の妻マチルデと恋愛関係になっていた。
(人として、どうなんでしょうねー!と西村さん(^^
マチルデは15歳年下で、夢見る乙女風幻想的な詩を書いていた。
その詩にワーグナーがメロディをつけた歌曲。
これ、すごくネチネチしてて、モヤモヤしてて、官能的なの(笑
妖艶に歌いあげられます。

清水さん熱唱でした。
暗い曲ばっかだったので、アンコールは明るい派手派手しい曲で
しめくくりでした。清水さん、元気で気さくないい方のようでした。
華やかな曲で本領を発揮する華のある方ですね(^^

さて、3回を終えまして、
内容は、特に「教える」「話す」というものではなく、
こんな音楽だよ、こんな曲もあるんだよ、聴いて自身で得るものを
得なさいというスタンスでした。さあどうぞ、と。
通して終わってみると、なかなかよかったかもしれないです。
いろいろ聴けてお得感もありました(^^v
西村さん、3回のソリストのみなさん方、ありがとうございました。


No title * by めーちゃん
音楽室の肖像は
リストは貧相ですが、
池面、ピアニスト。
たまりません!

Re: No title * by 美月
リストは、おっかけに囲まれ、演奏後の汗を拭いたハンカチを
女性たちが奪いあい、あまりの超絶演奏に感動して失神する女性が
多数出たという、昭和のロック歌手、グループサウンズ?ジュリ~~~!
みたいな人だったらしいですね(^^v

No title * by 珍言亭ムジクス
全部行かれたのは羨ましいです。普段なかなか生では聴けない作品に意識的に接することができるのですから。
これでヴァーグナーのオペラ上演が名古屋でないのが、なんとも画竜点睛を欠くことで残念です。『トリスタンとイゾルデ』が観たい!


Re: No title * by 美月
ムジクスさま
コメントありがとうございます。
「う~ん(^^」というのもありましたが、
総合的にはよかったと思います。

> これでヴァーグナーのオペラ上演が名古屋でないのが、なんとも画竜点睛を欠くことで残念です。『トリスタンとイゾルデ』が観たい!
ワーグナーイヤーでありながら、夏の「パルジファル」のコンサート形式しか
なさそうですね。
オペラは昨今主流の現代劇アレンジでなく、その時代のままのものがいいなぁ。
オフィスで働くマイスターやスーツを着た神々ってのは興ざめだと思います(^^;

2013-01-18 (Fri)

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」

ゲキ×シネ10作目「髑髏城の七人」を観てきた。劇団☆新感線「いのうえ歌舞伎」シリーズ、この舞台のおもしろくないわけがない。強い意志と行動力で果敢に悪に立ち向かい、正義と信念を貫き闘い切る若者たちのストーリー、体に響くロック、魅力的な俳優陣、意表をつくどんでんがえし、泣かせるラスト、今回も満足度120%の内容だ。森山未来くんの悪役、とてもいいですねー。早乙女太一くんも、新感線の舞台と相性がよいのでしょう、...

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ゲキ×シネ10作目「髑髏城の七人」を観てきた。
劇団☆新感線「いのうえ歌舞伎」シリーズ、この舞台の
おもしろくないわけがない。
強い意志と行動力で果敢に悪に立ち向かい、正義と信念を貫き
闘い切る若者たちのストーリー、体に響くロック、
魅力的な俳優陣、意表をつくどんでんがえし、泣かせるラスト、
今回も満足度120%の内容だ。

森山未来くんの悪役、とてもいいですねー。
早乙女太一くんも、新感線の舞台と相性がよいのでしょう、
「蛮幽記」にひきつづき好演。強さと弱さ、正と邪、両面をよく演じ、
タテもビシッと決まってました。
小池栄子ねえさん、素晴らしい。キレイで色っぽいだけでない、
演技派の女優さんとして定着しましたね。
勝地くんもいい味出してます。二枚目半のボケ役、お似合いです。
で、高田さん、粟根さん、いつも大好き♪
兵庫のお兄さん役の俳優さん、お名前わかんないけど、とてもよかった。
で、で、千葉哲也さん、かっこよすぎです。色気ありすぎです。
その存在感、うっとり、まいりました(*^^*
旬くん、里依紗さんもよくがんばってました。
よい舞台をありがとう。

ゲキ×シネ、次回作も期待してお待ちしております(^^

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2013-01-18 (Fri)

「音楽日和~JAF会員のための音楽会」

「音楽日和~JAF会員のための音楽会」

JAF会員のための音楽会~オルガンの壮麗な響き~バッハ[ストコフスキー編]:トッカータとフーガ 二短調BWV.565プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調サン・サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付」[指揮]山下一史[オルガン]室住素子名古屋フィルハーモニー管弦楽団2013年1月12日(土)愛知県芸術劇場コンサートホール-------------------JAFさん、いつもチケット割引ありがとうございます。そし...

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JAF会員のための音楽会
~オルガンの壮麗な響き~

バッハ[ストコフスキー編]:トッカータとフーガ 二短調BWV.565
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調
サン・サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付」

[指揮]山下一史
[オルガン]室住素子
名古屋フィルハーモニー管弦楽団

2013年1月12日(土)
愛知県芸術劇場コンサートホール

-------------------
JAFさん、いつもチケット割引ありがとうございます。
そして今年もありがとう「音楽日和」!
一次抽選で外れたものの、二次で当選し、1F2列目中央という超S席でした。
自分でオルガンのチケを買う時、こういう席は買いません、ええ、オルガンは
室住さんのお背中しか見えません、でもオケとの音バランスは
思ったよりもまったくGOODでよかったです!感謝。

1曲目「トッカータとフーガ」はストコフスキー編で、オーケストラ番。
華麗な絃の響きを存分に味わえる、新たな喜びのアレンジで、素晴らしい。
(ただ私としては、せっかくオルガンを開けているので、オルガンでも
聴きたかった気もしないでもなかった)

2曲目、プーランク、いいですねー、とてもいい。ティンパニ、いい!
抽象的な和声ですが、イメージが広がっていく感じがツボの、好きな曲です。
生で聴いたのは初めてで、うれしかったなー(^^

さて、サン・サーンス3番。
これは始まってすぐに、いつも聴きなれている盤のものより爽快感あり、
(まったく私の“感じ方”なのでお許しくだされたく)
軽くて、強い、というか。
「華麗」「荘厳」よりも「意志」「未来」「勇気」「力」を強く感じました。
(サン・サーンスっぽい)大げささがなく、現代的なフットワーク。
4楽章(2楽章後半)のオルガンとピアノと、絃と、高まって、ファンファーレ、
というところではいつも感動がドドーンときてウルウル…となりますが、
今回は特に強いメッセージを受け取り、感動ひとしおでした。

アンコールは今年も「威風堂々」。
いいねー、これ。何度聴いても、いつ聴いても、涙出てくる。
「明日への力」をチャージできた、とてもよいコンサートでした。
JAFさん、来年も開催よろしくお願いします。



2013-01-17 (Thu)

15歳

15歳

本日レイラお誕生日にて、無事15歳を迎えることができました(^^これもひとえに、いつもかわいがってくれるご近所イヌ友のみなさま、会ったことはなくてもいつもお声かけしてくれるブロ友のみなさま、みなさまのおかげであります!「THE 激*感謝!!!」新しい防寒ベスト買ってもらいました。「で、おサンポ、まだですか?」トナカイさん、ついてます。裏面は白いボアボアです(^^vお誕生日と言えば、恒例『鯛のおかしらつき...

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本日レイラお誕生日にて、無事15歳を迎えることができました(^^
これもひとえに、いつもかわいがってくれるご近所イヌ友のみなさま、
会ったことはなくてもいつもお声かけしてくれるブロ友のみなさま、
みなさまのおかげであります!
「THE 激*感謝!!!」

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新しい防寒ベスト買ってもらいました。
「で、おサンポ、まだですか?」

トナカイさん、ついてます。裏面は白いボアボアです(^^v
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お誕生日と言えば、
恒例『鯛のおかしらつき』


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「アンコですか」


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「てか、ちっちゃいし」


はいはい、ありますよ、
Specialサイドメニュー
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ちょっとだけよ~ん(←カトちゃん風に)

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Re: No title * by 美月
> ラブは服が要るのですか?

いえ、飼い主の趣向です(^^;
非常に密なアンダーコート被毛なので、若いコはだいじょうぶです。
本犬はご高齢なので寒さは体に悪かろうと。
お外に出る時だけですよ。

> 大型犬で15歳なんて、
> きんさんぎんさんレベルですっ!

はい、こんなに長生きさせていただいて、感謝、感謝です。
生んでくれたお父わん・お母わん、ありがとう!
レイラを譲ってくれたブリーダーさん、ありがとう!
神さま、仏さま、皆さま、ありがとう、ありがとう!

No title * by ハリママ
お誕生日おめでとう。
本当に15歳は素晴らしい、拍手です。
高齢犬には温度差は厳しいと犬友のラブママが言っておりました。
我が家ではマフラーまでもしてあげたい心境です(笑)
尾頭付ですが、あんこも召し上がっているの?
その割にはささみは少しだけ?
長生きの秘訣を伝授下され。
レイラちゃんを見ると、いつもレイラパパの
「お前は本当はうちの子じゃない」の一言を思い出します。
パパが戻って来て、レイラちゃんの取り合いになっていない?

Re: No title * by 美月
ハリママ
いつもありがとう~!
またまた、古い「もらいっコ事件」のことまで思い出してくれて
感謝です(あれは3歳でありました(^^

えー、アンコ(おなか)部分は私が食しまして、
主人公のレイラさんは、しっぽとあたまだけであります。
「結局かーちゃんが食べるんかい、わん!」
ササミもちょびっとずつ、分けて出てきます。
「おや、今日はササミ入りかい?豪勢だね、わん」
おなか大事ですぞ、れーらさん。

長生きの秘訣は「THE食欲」であります!わんっ。

No title * by ちゃいむ
レイラたん、遅くなったけど
お誕生日おめでとうー(≧∇≦)
たい焼きは分け分けなところに
萌えーーー>違
とりあえずは健康に気をつけて、
のんびり、まったりいきませう♪

Re: No title * by 美月
ちゃいむさん
ありがとう~(*^^*
自慢の必殺アイテム「食欲」でがんばりますっ!
今年もご愛顧ご声援よろしくお願いいたしまする~~~

2013-01-11 (Fri)

「カラマーゾフの妹」 高野 史緒

「カラマーゾフの妹」 高野 史緒

第58回江戸川乱歩賞受賞作。高野さんが「一回だけ」と決めてミステリにチャレンジしたという作品。あのドストエフスキーの名作、謎に満ちた不可解な「父殺し」に「実は真犯人がいるじゃないか!」と挑んだ意欲作だ。文章に独特のムードがあり、本当にあの御大の「第二部」のような雰囲気で先へ、先へと読ませ、楽しませてくれる。しかし読み終わってみると、スメルジャコフの行動のやや納得できなさ、アリョーシャの人物設定のいさ...

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第58回江戸川乱歩賞受賞作。
高野さんが「一回だけ」と決めてミステリにチャレンジしたという作品。
あのドストエフスキーの名作、謎に満ちた不可解な「父殺し」に
「実は真犯人がいるじゃないか!」と挑んだ意欲作だ。

文章に独特のムードがあり、本当にあの御大の「第二部」のような
雰囲気で先へ、先へと読ませ、楽しませてくれる。
しかし読み終わってみると、スメルジャコフの行動のやや納得できなさ、
アリョーシャの人物設定のいささかのムリ押しなど、少しのどに
ひっかかるものも残った。
そして、かんじんの「妹」だけど、それがなぜそこまで?どうして?
という疑問も感じた。
しかし、倒錯性向とか「プリズム」のテーマとかを持ち込んだ、
すごく斬新でチャレンジングな作品であることは納得できるし、
高野さんのもうすごく書きたくてたまらないという気持ちもビンビン
伝わってくる。
まあ、ドストエフスキーに関することで私なんぞにあれこれ言えたことは
ないですが(^^;

最後の選者評もおもしろかった。
石田衣良さん、京極さん、桐野夏生さん、今野敏さん、東野さん、
そうそうたるメンバー。
ここを読むだけでも「なんかいいなぁ♪」ってうれしくなりますぅ。

カラマーゾフの妹カラマーゾフの妹
(2012/08/02)
高野 史緒

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2013-01-11 (Fri)

「ロスジェネの逆襲」 池井戸潤

「ロスジェネの逆襲」 池井戸潤

池井戸さんの企業(業界)小説、今作の舞台はお金系。シリーズの前作2本があるらしくて、読んでないので人つながりとかで最初から読んだ方がいいかもしれないと思ったが、本書からスタートしても、すごくおもしろい♪主人公は「我が正義を貫く!」タイプの半沢という男。どうも前にも我が道を行き、摩擦を起こしたらしく、子会社に出向中。-------------------ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ば...

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池井戸さんの企業(業界)小説、今作の舞台はお金系。
シリーズの前作2本があるらしくて、読んでないので人つながりとかで
最初から読んだ方がいいかもしれないと思ったが、本書からスタート
しても、すごくおもしろい♪

主人公は「我が正義を貫く!」タイプの半沢という男。
どうも前にも我が道を行き、摩擦を起こしたらしく、子会社に出向中。
-------------------
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。胸のすくエンタテイメント企業小説。
--------------------(amazonさんよりコピペ)

これは「サラリーマンの夢の物語」だ。
半沢はわれらがヒーロー。
企業の中で生きていくことがたいへんなのは言うまでもない。
いろんな人がいる。それぞれにポリシーが異なるわけだろうけど、
「えー、そんなえげつないこと!」とか、「なんでそうなるんー?」とか、
まあ、自分の常識の範疇にはどこまで行ってもクロスさえしない人たちと
時間を共にし、協力し、反目しつつ、成果を出すために戦っていかねば
ならない。敵と戦う、身内と戦う、自分と戦う、生き残る・・・
気弱な私なんぞは想像するだに恐ろしい(^^;

しかしヒーロー半沢は、
「仕事の質は、人生そのものの質に直結する」
「勝ち組とは自分の仕事にプライドを持ってる奴のことだ」
という信念のもと、間違った不埒な奴は絶対許さん、
断固戦う意志を明確にし、そして、スカッとやっつけてくれるのだ。
わが身を顧みず、保身を一瞥だにせず、あくまで正義の道をゆく
半沢のかっこよさったらない、もう激烈ファンになってしまふ。

敵対的買収を「現代の侵略戦争だ」「証券市場という現代のコロセウム
での挙闘試合みたいなもの」「どちらかが殺されるまで続く真剣勝負」
と繰り広げられるドキドキハラハラの興奮、
その中で味わう半沢直樹という男の真骨頂、
そして、部下森下の人間的成長、
いいヤツ、悪いヤツ、かっこいいヤツ、なさけないヤツ、いっぱい出てきて
フルステージで楽しませてくれるエンターテイメント小説。
痛快なラストをぜひ楽しまれるべきでしょう!
スカッとするよ(^^v

ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲
(2012/06/29)
池井戸 潤

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No title * by めーちゃん
>敵と戦う、身内と戦う、自分と戦う、生き残る・・・

さながら、現代の戦国時代ですね。
あ、わたし
めーちゃんの逆襲の真っ最中です。

Re: No title * by 美月

> めーちゃんの逆襲

タイタンより怖そうだなぁ(^^;

2013-01-11 (Fri)

うさぎおいし こぶなつりし

うさぎおいし こぶなつりし

うさぎ追いしかの山、こぶな釣りしかの川、かの川に鮭が遡上しているのを、ゆうべテレビで見たよ。有名な影絵作家のおじいさんが素晴らしい作品にしたんだ。かの山はススキばっかりだったけど、かの川に命があった。かの川に稚魚を放流にいったね。河口の夏でも冷たい海で海水浴もした。地引網もした。砂浜の運動会でとうさんたちはヘトヘトになった。かの山で芋煮をしたし、ハイキングやお花見にもいった。かまくらも作ったし、雪...

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うさぎ追いしかの山、こぶな釣りしかの川、

かの川に鮭が遡上しているのを、ゆうべテレビで見たよ。
有名な影絵作家のおじいさんが素晴らしい作品にしたんだ。
かの山はススキばっかりだったけど、かの川に命があった。
かの川に稚魚を放流にいったね。
河口の夏でも冷たい海で海水浴もした。地引網もした。
砂浜の運動会でとうさんたちはヘトヘトになった。
かの山で芋煮をしたし、ハイキングやお花見にもいった。
かまくらも作ったし、雪合戦もした。

あの鮭はあの稚魚の何代目だろう。
身体を真っ赤にそめて、たぶん全身傷だらけになって、
ひたすらかの川に帰って子孫を残そうとする姿を見て、
嬉しいんだか悲しいんだか、希望なんだか絶望なんだか、
なんだかぜんぜんわからなかった。
こんなに遠くにいてごめん。
何もせずに離れていて何も語れずにいる。
ごめん、という資格もない。
長めに伸びた青々とした芝の上を子供たちが転げまわり、
テニキチのおじさんたちが歓声をあげて打ちまくり、
暖かな強い海風がその間を吹きぬけていく風景が、
何度も何度も夢に出てきたよ。
ありがとう。
山は青きふるさと、水は清きふるさと




2013-01-10 (Thu)

「サクリファイス」 近藤史恵

「サクリファイス」 近藤史恵

近藤さんには多彩な作品ジャンルがあるが、本作はスポーツ小説であり、ミステリ作品であり、また青春小説でもあるという魅力ある作品。舞台はプロのロードレース(自転車)世界。主人公チカ(白石誓)は才能あり期待される陸上選手であったが、走ることに喜びを見つけられなくなり引退、自転車に転向した。チカのチームにはエース石尾や、次期エースを狙う同期の伊庭など個性あふれる選手たちがいる。伊庭のアシストになると決めて...

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近藤さんには多彩な作品ジャンルがあるが、本作はスポーツ小説であり、
ミステリ作品であり、また青春小説でもあるという魅力ある作品。

舞台はプロのロードレース(自転車)世界。
主人公チカ(白石誓)は才能あり期待される陸上選手であったが、
走ることに喜びを見つけられなくなり引退、自転車に転向した。
チカのチームにはエース石尾や、次期エースを狙う同期の伊庭など
個性あふれる選手たちがいる。
伊庭のアシストになると決めていたチカだが、彼自身にも否定できない
大きな才能があった。
石尾は不動のエースであり続けるのか、
伊庭がくい込むことができるのか、
チカはアシストとして生きていくのか、それとも…?

石尾にはかつて事故で才能ある若手を潰したという過去があった。
それは噂されるように、石尾が意図的に仕組んだことだったのか?
また、そうだったとして、そこにどんな意思が存在していたのか。
そして、才能を認められるようになってきたチカの将来は?
海外からのスカウトもやってくる。選ばれるのは誰なのか?
「サクリファイス」の意味は?
何度もフラッシュバックされて語られる悲しい事実は、何なのか?

というわけで、非常にスピード感あり、また人間ドラマもおもしろく、
文章も平易なので、1、2日あれば読めてしまうだろう。
劇的感動の謎解きのラストに向けて一気にひっぱっていく力のある作品だ。
ロマンスもあり、挫折あり、嫉妬あり、駆け引きあり、プライドと
人生を賭けた男たちの意地のぶつかる闘いあり、とにかくおもしろい。

ロードレースは個人競技であるが、チームファイトであり、独特の
暗黙の認識があり、競技(レース)のルールも複雑だと今回知った。
でも本作は、エースがいて、アシストがいる、くらいの知識しかなく、
選手も栗村修さんくらいしか知らない(^^;入門レベルの私にも
わかりやすく解説されていて、そちらへの興味も大いに触発される。
「ツール・ド・フランス」って、これはもう、すごいんだぁーーー
とオドロキの発見でありました(^^

アシストに喜びを感じる気持ちって、すごくわかる、共感する。
エースではなく、エースを影で支えているブレーンみたいな立場に
憧れる、そんな私と同類の人たちにぜひおススメ♪

サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫)
(2010/01/28)
近藤 史恵

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ちなみに近藤さんは自転車の経験はまったくないそうです。
それで書ける、スゴイよな。
No title * by ちゃいむ
これホントに凄かった。
近藤さん好きなのに長い間手つかずで、
文庫でようやっと読んだんだけど
久しぶりに本読んで涙出たわ。

>エースではなく、エースを影で支えているブレーンみたいな立場に憧れる

同類でございますのことよ( ̄ー ̄)ニヤリッ

Re: No title * by 美月
私もミステリ×自転車てのがイメージできなくて手つかずでいて
文庫になってから、しかも続編2も文庫になってて、
3も出てて、という今になって、やっと読んだよー(^^;
いやいやおもしろかった、感動した、でしたね。
さっそく2も手に入れました。

> 同類でございますのことよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
( ̄ー ̄)ふっふっふ・・・やめられまへんなぁ

2013-01-10 (Thu)

謹賀新年、今頃ですが(^^;ことよろ

謹賀新年、今頃ですが(^^;ことよろ

もう10日だよ、の声の中、みなさま新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2013年は「五黄土星」始まりの年なんだそうで、これまでの9年がひとまずリセットされ、さらなる9年のタームをスタートさせる年なのだということです。(風水詳しくありません、にわか知識です、すみません)なんで9年なんやねん、とか、終わりってなんやねん!とか、なぜか関西弁ですがまずは置いといて、大切な土壌作りを汚さ...

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もう10日だよ、の声の中、みなさま新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年は「五黄土星」始まりの年なんだそうで、これまでの9年が
ひとまずリセットされ、さらなる9年のタームをスタートさせる年
なのだということです。
(風水詳しくありません、にわか知識です、すみません)
なんで9年なんやねん、とか、終わりってなんやねん!とか、なぜか
関西弁ですがまずは置いといて、大切な土壌作りを汚さぬよう、
みのりある9年にするための前向きな姿勢が重要なんだって、よ(^^v

一方、石井ゆかりさんの筋トレサイトで、2012年の占いを振り返ってみると、
なんか「うん、うん」ということがけっこうあったことが思われまして。

「自分からも自分自身を見えにくくしていた霧が晴れたとき
霧の中でずっと続けていた努力の意味にも気づかされます。
人生の迷路で迷う者は、
無為な徒労を繰り返しているわけではありません。
惑い迷う長い道のりの中で
時間はつねに流れ、積み重なり続けているのです。
手に触れた手掛かりの全てが、単なる出口へのきっかけではなく
それ自体純然たる宝物だったことに、
これからさきの道の角角で
貴方は、気づき続けるのだろうと思います。」

とまとめられていたことにちょっと感動してしまひまして。
時間は、常に前へ、前へ、万物止まらず、前へ、前へ。
(孫さんが「髪が後退したのではない、私が前進したのだ」
とついったで鮮やかに返信されたことは近々の感動でした(^^
(ちなみに、糸井さんの「生まれたての人のように」も大感動でした)

さて、2013年は、

「2012年の秋から、貴方は「自分だけの道」を
探し始めたのだと思います。
その道は既に貴方の足元にあって、
目的地は、貴方に見いだされるのを待っています。
時には走り出し、時にはしゃがみこんだとしても、
再来年くらいまでにはそこにたどり着いて、
今まで着た道を振り返り、
「よく歩いてきたな、自分!」と
心から、かつての自分を
ほめてあげることができるようになるだろうと思います。」

とまとめられていました。
そうなん?
うれしいな(*^^*

占いのことばかりで、嫌いな方は飽きたでしょう、ごめんなさい。
(あ、飽きたらここまで読んでないか(^^;
実は私も占いにはいやな思いをしてとんと懲りたことがことがあり、
いいことだけ喜んで受け入れる方針であります(^^v
これもまあ「前向き」って姿勢だということで、ごかんべん。
で、何書いてるのかわからへん、という方もごかんべん。
自分だけわかって喜んでるのかもしれへん、です(また関西弁か?)
では、今年もぼちぼちまいりましょう。

No title * by 珈琲党
同じくことよろ、です。

私もブログを更新する意欲だけはあるのですが、まだ手つかずで。年内には年明けの更新をしたいなと(笑)

いつものことですが、1月下旬には冬眠に入りますので、まぁ、冬眠明けくらいにはなんとかなるかも、ですね。

その意味では旧暦のほうが春の実感にあっているのかも、と意味のないことを考えながら、毎日ぼんやりしています。寒いの嫌いです。

Re: No title * by 美月
珈琲党さん
おや、寒いのお嫌いなんですか?
いつも写真に雪景色とか多いので、てっきり「大のお得意♪」なんだと
思ってましたよー(^^;
私もすでにほとんど冬眠状態で、時々栄養補給(ガソリン補給?)
のために起き出してきますw
早く春になるといいなぁ・・・・
今年もどうぞよろしくお付き合いお願いします(^^







>
> 私もブログを更新する意欲だけはあるのですが、まだ手つかずで。年内には年明けの更新をしたいなと(笑)
>
> いつものことですが、1月下旬には冬眠に入りますので、まぁ、冬眠明けくらいにはなんとかなるかも、ですね。
>
> その意味では旧暦のほうが春の実感にあっているのかも、と意味のないことを考えながら、毎日ぼんやりしています。寒いの嫌いです。