「きっとあなたも好きになる。世界から怖れられた女を――アカデミー賞女優メリル・ストリープが全身全霊で挑む、マーガレット・サッチャーの真実。」誰もが知る「世界でもっとも強い女」マーガレット・サッチャーの生涯を、現在は認知症で療養中の彼女の混沌とした追憶の中で描いた作品。イギリスのありふれた中流の雑貨商の娘マーガレットは、当時のこの階級の女性としては大いなる快挙、オックスフォード合格をはたし、政治家にな...
アカデミー賞女優メリル・ストリープが全身全霊で挑む、
<鉄の女>マーガレット・サッチャーの真実。」
誰もが知る「世界でもっとも強い女」マーガレット・サッチャーの
生涯を、現在は認知症で療養中の彼女の混沌とした追憶の中で
描いた作品。
イギリスのありふれた中流の雑貨商の娘マーガレットは、当時のこの
階級の女性としては大いなる快挙、オックスフォード合格をはたし、
政治家になる夢の道を、その困難を極める道を、一歩ずつ歩んでいく。
彼女に恋した若き事業家デニス・サッチャーのプロポーズに、
「台所で食器を洗うだけの女、子育てをするだけの女として一生を終える
つもりはない」という条件を示し、結婚するマーガレット。
双子にも恵まれ、幸せな女性の暮らしを得た彼女だが、その信念をまげる
ことはなかった。
後を追う子どもたちを残し、男社会の嫌がらせにも負けず、とことん闘う。
その強さは誰もが怖れるところとなり、ついには英国史上初の女性首相を
11年間務め、当時最低レベルにあったイギリスをあらゆる面で最高レベル
の国家にするという使命をはたすべく、最後まで屈せずに歩み続けた。
サッチャーさん、こうして見ると、ほんとにすごい人だったということが
わかる。とにかく、強い。負けない。一人でも、逆境でも、信念を貫く。
孤独の中でも、やりたいことを曲げたり、やめたりはしない。
その強さを演じるメリル・ストリープもやっぱりすごかった!
とにかく、演技が上手い。
老人になった姿も、ほんとに上手い。
まさに、サッチャー女史が、そこにいる、という感じだ。
大きな感銘を受ける一作。
ストーリーとしては史実を追っているので、オドロキや意外性はないが、
やはりこれは必見作だと思う。
マーガレットをずっと見守り、愛し続けた夫サッチャー氏もまた
感動的。裸足で去っていった後姿が心に残ります。
旅行中の乗り物内で読もうと買って
半分読んだままでした~
たぶん書店で 目立つ場所に置かれてあったのでしょう
ついこの間読んだのに…
内容が思い出せない(笑)
後半も 読んでみます~