昨夕のレイラにゃんのおサンポにて。きれいな夕焼けだった。13歳の年もあと少しで暮れる。いつまでも元気でいてくれると嬉しいけど、生命の定めには誰もさからえないのだよ、…などと自分に言いきかせることが多くなった。出合ったワンコ友達としばらくワヤワヤして、バイバイして、坂道を夕焼け空の方向に歩いていく時、にわかに「夕焼け小焼け」のメロディが聞こえてきた。どこかの学校かな?のスピーカーから。これは、村上春樹...
きれいな夕焼けだった。
13歳の年もあと少しで暮れる。
いつまでも元気でいてくれると嬉しいけど、
生命の定めには誰もさからえないのだよ、
…などと自分に言いきかせることが多くなった。
出合ったワンコ友達としばらくワヤワヤして、
バイバイして、坂道を夕焼け空の方向に歩いていく時、
にわかに「夕焼け小焼け」のメロディが聞こえてきた。
どこかの学校かな?のスピーカーから。
これは、村上春樹が書いた、ヤナーチェクの金管を聴いた時の
衝撃のくだりに似て、心に急速にいろんな思いが到来して、
日本的な里山の貧しくも濃密な子どもの心の様子とか、
小さな頃の自分(否定的・肯定的な双方の感情をこめつつ)とか、
当時の風景、過ぎた時間、これから来る時間、万象の至るところ、
もろもろがあふれて、はたから見たならば「あやしい人」の
様相を呈しただらうとおもふ。いい歌だなぁ。
夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘が鳴る
おててつないでみなかえろ
からすといっしょに帰りましょ
子どもが帰ったあとからは
まあるい大きなお月さま
小鳥が夢をみるころは
空にはきらきら金の星
詩:中村雨紅 曲:草川信
いつまでもいっしょに夕焼けに向って歩いていけると
いいんだけどね。夕焼けの向こうに幸せの国があるといい。
ハリー王子のアンヨも早くよくなりますように。
ダメだ、泣けてくる。
久しぶりに聞いた2番に救われた。