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よいお年を!

午前中は雪が降り、めちゃ寒の大晦日です。

みなさま、本年もふつつかな私ブログに親しく
おつき合いいただき、たいへんありがとうございました。
みなさま、どうぞ佳いお年をお迎えくださいませ。
みなさんにも、私にも、幸運が訪れますように。
世界中の人々が幸せを感じられますように。
健康に、大過なくすごせますように。
開運の年になりますように。

来る新年も、どうぞよろしくお願い致します(^^

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Merry Christmas@貴腐ワイン

世の中、クリスマスだし、
オットが「ちょっと高いの買ってきた」と、
飲んだ、ワイン。
トカイ
 トカイ・アスー・3プットニョス 2000

ごめん、写真はすでに飲んでしまった後のカラびんラベル。
そうそういつも飲むものでもないので(味も(甘い)、値段も)
わが家ではひさーしぶりの貴腐ワインでした。
料理といっしょにアップしようかと思ったけど、友ブログたちが
豪華ディナーだっったり、かわゆい飾りつけだったりしたので、
今日は自粛しておきますか(^^;
IMG_0748 2
 A very merry Christmas☆
 

もろびとこぞりて日記 三題

・犬の現存世界最高齢でギネス認定 U・ェ・U ブースケくん
写真あり記事→
25歳9ヶ月だって、すごいなーー!
そんな長生きの犬、見たことも聞いたこともないし、
若々しいし、おリボンつけてるし(美容院帰り)、ぷりちぃだし♪

・年賀状を印刷しようとしたら、うちのエプソンくん、高齢にて、
紙送りがうまくいかず、紙詰りエラーでっぱなし(-ω-;)
去年のハガキ印刷でも苦戦したけど、普通紙はまだまだいけるし、
だから一年間忘れてたし、こんなことで新調するのもしゃくだし。
手動で、イラつきながら、どうにか裏面を終了。
よって表面は、「まごころこめて、一枚、一枚」手書きします。

・10年ぶりくらいで、パーマをかけた。
「ボディパーマでふんわりして、かわいくなりますよ~」
と言われ、その気になってやってみたら、なんか、ビミョウ…
カットの具合も、ウェーブの具合も、中途半端で。
どっかで見たことある人みたいな、昭和のかほりのするような、
…になってしまった。やめときゃよかったぴょん。
クリスマスだと言うに、お正月だと言うに(;_;)


名フィル定演 第375回定期演奏会「ローマ」

名フィル定期演演奏会 第375回定期演奏会「ローマ」

吉松隆:朱鷺によせる哀歌 作品12
レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27

[指揮]尾高忠明
名古屋フィルハーモニー管弦楽団

12/18(土)愛知県芸術劇場コンサートホール
teiki375_s.jpg

一見、不思議なプログラムだな…と思いつつ、予習も復習もサボって
出かけた。吉松「朱鷺」は初めて聴く曲で。
途中、錦通りと長者町通りの角の広場で「韓国フェア」をやっているのを
発見。「韓国料理文化祭」と看板があって、チマチョゴリの美女が見える。
む~ん、おいしそう~♪ この季節、辛い系がおいしいよね~♪ 
思わずそっちにそそられ、迷い込みそうに(^^

尾高さんは先月の井上さんと同期だけど、私の印象としては、全く逆の
タイプに感じる。尾高さんは、冷静で、アカデミックで、端正なイメージ。
それに間違いはないと思うけど、この日はその中にも、とても熱い
盛り上がりがあり、会場もブラボーの大拍手だった。

メインはラフマニノフだが、この作曲家は常に華麗な旋律美で聴かせる。
自分の中にある音楽性のイメージをそのまま、ロマンチックに、劇的に、
哀切に、官能的に創り上げていく。
しかしその中に何があるのか?…という好き嫌いもあるだろうが、
あくまでもその中にあるのは、彼の音楽世界そのもの、なのだろう。
「2番」は60分ほどの長い曲で、終始きらびやかな旋律が、時に沈鬱に、
時に伸びやかに、時に激情的に、次々と絶え間なく語りかけてくる。

尾高さんの指揮も、やはり端正な中に内面の大きな熱情を表現し、
名フィルもこの日すごくよくて、素晴らしい演奏会だった。

しかし、私はこの日は、最初の「朱鷺」でやられてしまったのです。
ので、不覚にもラフマニノフは吉松の「朱鷺」をひきずってました。
この初めて聴く曲は、いきなり、ギギギィーーと弦を引っ掻き、叩き、
胴をパンパンとはたくような、違和感を帯びた不思議な音で始まり、
そのまま、茫洋な、果てしない孤独の世界に引きずり込んで行った。
ブルーグレーの視界いっぱいに広がる空、あるいは、コバルトの
深海の中、あるいは、漆黒の宇宙の闇、またあるいは、茜色の雲を
見つつ走る列車の中、そんな、どこまで行っても果てしのない、
永遠に旅をし続けなければならないような、どこまで行っても体温の
あるものに巡り会えないような、そんな世界。

ただし、吉松は、「滅びゆくものたちへの哀悼の歌としてではなく、
美しい鳥たちの翼とトリナティ(調性)との復活によせる頌歌」
と言っているそうだ。

あくまでも私の受けたイメージで、私的で偏ってます。ごめんなさい。
「ローマの噴水」は、あっという間に、夜明けから黄昏へと移行して
いた。もったいないことをした、好きなのに。もっと、めいっぱい
聴くつもりで行ったのに。集中力を欠いた、油断した、です。

FMで放送があるそうです。
[FMシンフォニーコンサート]
 NHK-FM
 2011年1/23(日)7:20pm~9:00pm
(収録)2010年12月17日 愛知県芸術劇場コンサートホール

「母 ―オモニ―」姜尚中

姜尚中さんの「母を恋ふる記」
戦中・戦後の激動の時代を、在日韓国人として、強く、清しく、
たくましく生きたオモニの一生を描いたもの。

まだ16歳の愛らしい少女であった母は、日本で暮らす父に見そめられ
結婚が決まり、たった一人で船に乗り、鉄道を乗り継いで、右も左も、
地理も言葉も、全くわからない日本にやってきた。
母は「女に学問は不要。それはかえって不幸の元になる」という当時の
考えに従って育てられ、字が読めなかった。
それでも母は、戦後の混乱の中でのヤミ屋に始まり、夫とともに幾多の
キツイ仕事を経て、最後には廃品業の会社を営むまでに一家を守りつつ、
二人の子どもを育ててきた。
最後まで、祖国の誇りを失わず、また、日本にも順応し、けっして
弱音をはかず、いつも「なんとかなるよ」と茶摘歌を口ずさみながら
生き抜いた母。
本作は、その母の民族性に反発しつつも、しかし深く敬愛せずに
おられなかった次男(作者)の視点で客観的に描かれていく。

「素晴らしき哉、母の人生」という点において、非常に大きな共感と
感動を呼ぶ。加えて、自分のアイデンティティを求めて彷徨い、
永野鉄男から姜尚中として生きることを決めた作者の思いや、
父や兄、叔父さん、親戚の人々、ともに生きる在日の人々の
波乱万丈の人生の生き様も描かれていて、軟弱な自分を省みるに
つけても、とても深い一冊だ。

ただ、これを「小説」として読むなら、リリーさんの「東京タワー」
の方が、巧みな感がある。
また、作者の中にある、根源的な思考のあり方への相違を感じ、
違和感を覚える人もいるかもしれない。
これはドキュメンタリーとして読むとよいだろうと思う。

母~オモニ母~オモニ
(2010/06/04)
姜 尚中

商品詳細を見る

「私の中のあなた」DVD

どんな別れも悲しいものだけど、中でも一番苦しいのは、
子どもに先立たれる親かもしれない。
この映画では、白血病におかされた長女を持つ家族の苦悩と危機と、
再生を、感動の愛の中に描いている。

11歳のアナは、白血病の姉ケイトをドナーとして救うために、
人工授精で、遺伝子検査により選択されて、誕生した。
臍帯血に始まり、幼い頃からずっと姉のために、否応なく幾多の
手術に協力し、自身を提供してきた。
ところがある日、そのアナが、「もうこれ以上はイヤ。これからは
自分の体は自分の未来のために守りたい」と拒絶の訴訟を起こす。
家族全員がケイトの命を守るために結束していると信じて疑わなかった
母サラには、アナの決断がにわかには信じられず、受け入れられない。
しかし、その背景には、実はある真実が隠されていた…

長女のために自分のキャリアも何もかも全てを投げ打って、ひたすら
尽くしてきた母。
その陰で、この家族のあり方に一抹の不安を秘かに感じてきた様子の父。
長男は自分の存在意義に確信が持てず、社会に加わることができない。
そして、最初から姉のために生まれさせられた運命の妹の心の内は、
本当はどうだったのか…?
また、家族にその運命と負担をもたらしている姉の思いは…?

みんなが愛に満ちている。
しかし、定められた運命、病気だとか、寿命だとか、そういうものは
どんなに深い愛をもってみても、誰にもどうすることもできない。
否定も、変更もできない現実の日々の中で、それぞれが、考えながら、
耐えながら、幸福を願いながら、逃れられない現実の時間を送ってきた。
その重い毎日と、あふれる愛の思いが、切々と、ありありと描かれる。

弁護士も、判事も、それぞれに事情を抱え、協力する叔母も、初恋の
相手も、みんな深い人間性と愛にあふれた素晴らしい人物なのに…、
どうすることもできないなぁ。悲しいなあ。
ラストに向けて、バスタオル必携 (T-T)
美しい海岸の風景、「待ってる」という場所。大感動作。

サラ:キャメロン・ディアス
アナ:アビゲイル・ブレスリン
アレグザンダー弁護士:アレック・ボールドウィン
ブライアン:ジェイソン・パトリック
ケイト:ソフィア・ヴァジリーヴァ
ケリー:ヘザー・ウォールクィスト
デ・サルヴォ判事:ジョーン・キューザック

監督:ニック・カサヴェテス (「きみに読む物語」)
原作:ジョディ・ピコー

私の中のあなた [DVD]私の中のあなた [DVD]
(2010/02/19)
キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン 他

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    原作(上・下)
私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV)私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV)
(2009/09/05)
ジョディ・ピコー

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NHKドラマ「セカンドバージン」最終回

この秋は無職で時間があったので、連ドラをたくさん観ました。
中でも毎週楽しみだったのがNHKの「セカンドバージン」(火曜10時)

るいさん役の鈴木京香さんがイロっぽく魅力的で、
超ムカつく女役のフカキョンも、毎週腹立たしくてよかった(笑
そして「王子さまを絵に描いたらこんな感じ?」というパーフェクトな
イイ男ぶりを具現した長谷川博己くんもステキだった~♪
るいさんと行さんだったら17歳年下の若い男との恋もありかなーと
思わせる適役でした(^^
文壇大御所のコワイ秀月先生(草笛光子さん)のフクザツな心模様も
よく描かれてたし、YOUさんもかわいかったし。

しかし、最終回はちょっと長すぎたかも。
お骨を、あげる、返すウンヌンで、遺品の手紙が読まれるところ辺りで
最後までアブナイ恋愛ストーリーに徹して終っておけばよかったのに、
ちょっと、最終回のるいさん、強すぎ、たくましすぎ(^^;
会社の危機回避のくだりや、息子のその後などは余分な気がした。
せっかく大石静ワールド全開で、破戒的・破滅的だったのに、
最終回で予定調和っぽくなって、少し残念。
でも、全10回おもしろかったです。
最近はこういう大人系ドラマないので。
最終回、BS-hiでは金曜夕6時から。

「それでも恋するバルセロナ」DVD

ウディ・アレン監督の作品はどれも大好き。
軽妙洒脱な独特のエスプリの効いた感覚、小気味よいテンポ、
コケティッシュな魅力♪
これもそのおもしろさが存分に味わえる1本(^^

親友同士のヴィッキーとクリスティーナは、夏の休暇を過ごすために
親戚のナッシュ夫妻の住むバルセロナにやってくる。
大学院生のヴィッキーは、慎重な堅実派。
まじめなエリートの婚約者ダグとの結婚も間近に控えている。
一方のクリスティーナは、情熱的で本能的な恋愛体質。
ふたりはパーティでセクシーな芸術家フアン・アントニオに出会う。
いきなり恋におちるクリスティーナ。それを否定的な目で見ながら、
やがて自分も惹かれ、夢中になってしまうヴィッキー。
婚約者ダグもバルセロナに来て、そこにフアン・アントニオの
別れた元妻マリア・エレーナも現れ、複雑に入り組んだ、しかし
絶妙なバランスの取れた、わけのわからない恋愛模様が
展開されていく…

ペネロペ・クルスが、激情的で、奔放で、才能に溢れた、常識の域を
安々と超越した、誰もが「この世で一番の美女!」と賛美する、
とにかく普通で計れない、ファム・ファタルを演じて素晴らしい。
また、「自分の欲しいものが何なのか、わからない。でも欲しくない
ものはわかっている」と自分探しに悩み、全身で恋する乙女を演じる
スカーレット・ヨハンソンもまさに適役で、美しく、可愛らしい
そして、イロ男フアン・アントニオ役のハビエル・バルデムがまた、
超セクシーでとってもよいです(^^ 
「ノー・カントリー」の時のマッシュルーム頭のこわーい殺し屋とは
全く別人の魅力たっぷーり~
他の出演陣もそれぞれよくて、没入して観ることができます。
ナッシュ夫人に共感しましたワタクシです。
超おススメの1本。

クリスティーナ:スカーレット・ヨハンソ
マリア・エレーナ:ペネロペ・クルス
フアン・アントニオ:ハビエル・バルデム
ヴィッキー:レベッカ・ホール
ジュディ・ナッシュ:パトリシア・クラークソン
監督・脚本:ウディ・アレン

アカデミー賞・ゴールデン・グローブ賞などの数々の映画賞を受賞。
それでも恋するバルセロナ [DVD]それでも恋するバルセロナ [DVD]
(2009/11/27)
スカーレット・ヨハンソン、ハビエル・バルデム 他

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「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」DVD

2ちゃんねるの話題スレッドを元に、「キサラギ」の佐藤祐市監督が
映画化したもの。

マ男が長いニート生活を脱し、プログラマーとしてやっと就職したのは
ブラック会社だった。「定時なんて“都市伝説”だ」という過酷な環境で、
ギリギリ限界まで働く主人公と仲間たちのあり方を、コミカルに描く。

大手の下請けの孫請けのそのまた下の、といえばこんなものなんだよ、
と言うことかもしれないが、何日も徹夜でフラフラになりながら
必死で納期を守る…ということを、「これが現実なんだ!」と肯定して
いるような感じを受け、そこを、いわゆる人間的成長としてすり替えて
感動にもっていっているようで、いまひとつ納得できなかったなあー。
笑える部分もあって、それなりにおもしろくもあるけど。

小池徹平、田辺誠一、田中圭、品川祐、
池田鉄洋、中村靖日、マイコ、千葉雅子、森本レオ、などなど

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない [DVD]ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない [DVD]
(2010/04/23)
小池徹平、マイコ 他

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「抱擁のかけら」DVD

女性賛歌三部作(「オール・アバウト・マイ・マザー」
「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール・帰郷」)で有名な巨匠
ペドロ・アルモドバル監督の作品。
同じペネロペ・クルス主演の「ボルベール」がとてもよかったので
期待して観たが、こちらはかなりダークでヘビーなサスペンス作品。

盲目のハリーは、かつては映画監督としての別名も持ち活躍して
いたが、今はかつての仲間だった女性と、その息子に身の回りの
世話を受け、作家として静かに暮らしている。
映画は、ある財界の大物の訃報記事から、14年前のある事件が
語られていく。
ハリーにはかつて命をかけて愛した女性レナがいたのだが…

救いようのないドロドロの愛の世界。
得られぬ愛を無理やり得ようとする激しいDV。
ペネロペの魅力をもってしても、なんとも暗い気分になってしまう。
アルモドバル監督らしい重厚な力作ではあるのだが、深刻すぎて
逃げ場がなく、苦しい。後味どよ~ん。

抱擁のかけら [DVD]抱擁のかけら [DVD]
(2010/07/07)
ペネロペ・クルス、ルイス・オマール 他

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「おっぱいバレー」DVD

後味爽やかな青春コメディ映画。
ダメ教師とオチこぼれ生徒たちの挫折と成長を描き、
何かに向けて一所懸命になることの素晴らしさを語りかける。

70~80年代の北九州の地方の中学校。
転任してきた教師・美香子が顧問することになったのは、名ばかりで
練習もしたことのない弱小男子バレーボール部。
美香子はなりゆきで、一勝したらおっぱいを見せるという約束をする
ことになってしまう。がぜんやる気に燃えて発奮する部員たち。
立ちはだかる強豪名門バレー部。彼らは勝つことができるのか…?

教師役は綾瀬はるかちゃん。あんなカワイイ先生が顧問だったら
たまらんだろうな~(^^
中ボウたちもまさに青春って感じで、とてもかわいいよん♪
親世代には思わず口ずさんでしまう、ピンクレディやキャンディーズ、
ツイスト(世良さん)などのナツメロも満載で楽しい。
その他、青木宗高、仲村トオル、光石研、石田卓也などなど出演。
監督:羽住英一郎(「海猿」シリーズ)
おっぱいバレー [DVD]おっぱいバレー [DVD]
(2009/10/21)
綾瀬はるか、青木崇高 他

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「接吻」DVD

専門家の評価も高く、友人からの熱い推薦も受けていたが、
こういう単館系作品は、マイナーな劇場で短期間で終ってしまうので
見逃してしまっていた。
ヨコハマ映画祭(第30回)脚本賞・主演女優賞の作品。

誰からも必要とされず、愛されず、孤独で不遇な人生を送ってきた男。
男は行きずりの無差別殺人で、普通の幸福な一家三人を惨殺する。
自ら通報し、逮捕された男の笑顔がTVに映された時、女は一目で
運命的な出会いを確信する。
男の中に自分と共通する孤独と絶望を見出した女は、足繁く拘置所に通い、
真心のこもった差し入れをし、手紙を書き、男をより深く理解しようと
努める。そんな女の様子に、危なげな切迫感を感じた男の国選弁護人は
女に踏みとどまるよう説得しようとするが、女はどんどん加速し、
突っ走っていく・・・

女:小池栄子、犯人:豊川悦司、弁護士:中村トオル、兄:篠田三郎、
監督・脚本:万田邦敏


小池栄子さんがとにかく凄い。
ちょっとダサめの始まりから、男への恋を得ることで、自信と確信を
身につけ、微妙に脱皮して、魅力的に変身していくさまを、どこがどう、
というわけではないのだけど、如実に表現して、見事。
トヨエツと二人で、独特の、閉鎖的な恋愛世界を、狂気をもって描き出す。

女が、報道陣に取り囲まれて、一瞬ニヤッと笑うシーンがあるが、
それは、最初の男のTVで映された笑顔と同じ類の、鬼気迫るものがあり、
ふふふっ…どうよ…誰も私にはついてこられないわよ……
とでも言わんばかりの勝利宣言のような迫力。

しかし、男を理解してあげられるのは私だけと確信し、二人だけの世界に
没入していこうとしていた女に対し、男は女の愛を得ることで(生まれて
初めての愛だ)変っていく。男は自分以外の世界との接点を求めようと
していく。それに対し、男と自分だけの濃厚な遮蔽した世界を守ろうと
する女との間に齟齬が生まれる。埋めることのできない大きな深い溝。
この男は私だけのもの、誰にも渡さない…と決意したのだろうか、その時
女がとった行動は、誰も予想しえない驚きに満ちた選択だった…

ということで、かなりくらーい世界なので、もっと体調のよいときに
観ればよかったかもしれない(^^;
ちょっと精神的に疲れてしまいましたわん。

作品は、テーマの解決を社会に問うているのではないし、社会を弾劾
しようとするものでもない。そういう答えを求めてはいない。
描きたかったのは、孤独な魂が求めた、濃密な恋愛世界だ。
そこに共感できるかどうかは、観る人しだいだろうなー。
恋愛、というのともちょっと違うね。相手の中に自分を投影した
自己愛の変形と言えるもの。
しかし、恋愛とは、そもそも自己愛なのかもしれないしね…
好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思うが、見応えあり。

接吻 デラックス版 [DVD]接吻 デラックス版 [DVD]
(2009/02/25)
小池栄子、豊川悦司 他

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「トロピック・サンダー」DVD

ベン・ステイラーの全編大笑い、ドタバタ・チグハグ・ギャグ連発コメディ。

♪ベトナム戦争の最前線で活躍した英雄が書いた回顧録の映画化が決定、
そこで起死回生を計るかつてのヒーローや大スターが参加することに。
ところが、撮影が始まってすぐに、予算オーバーで打ち切りが打診され、
がけっぷちの監督は、隠しカメラでリアルな映像を撮ると宣言、
俳優たちをジャングルに置き去りにする・・・
ところが、そこには麻薬組織のアジトがあり、現実と勘違いが錯綜し、
ありえない大爆笑が次々と展開される、
というサバイバル・アクション・コメディ~♪

ベン・ステイラーが今回もシリアスなおトボケ演技で涙が出るほど
笑わせてくれるし、ロバート・ダウニー・Jr.もケッサクで、
ジャック・ブラック、ニック・ノルティ、ダニー・マクブライドなど、
あの人がこんなこと、という笑いが満載。
特に、あのトム・クルーズが、信じられない姿で出てます。
たぶん、言われないとわからない。けど、アップになると、
「ん?この魅力的な笑顔は、どこかで見た事が・・・」と気付く。
ダンス・シーンが秀逸なので、最後までしっかり見ましょう。
「プラトーン」や「地獄の黙示録」などのパロディの連発も、
笑えるというか、笑えないというか、どーなのよって(^^;
とにかく引きつる笑いでおなかがよじれる(^^
うっとおしい気分も一気に吹き飛ぶおもしろさです。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・エディション [DVD]トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・エディション [DVD]
(2010/10/08)
ベン・スティラー、ジャック・ブラック 他

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(追)グロテスクな場面等もありますので
   お子さんにはご注意を。

Long time no see

ご無沙汰しました。
ごじれにごじれた風邪で、しばらくぼけ~っとしてました。
秋を意識して楽譜テンプレートにして、一度も書かないまま、
季節は冬に(^^; そろそろ雪のテンプレートか?
経過はこう(興味ないかもしれないけど、以下)

11/21(日)好天、庭木の剪定。一日かけて一気に片付けた。
こういうのを「怠け者の一端働き」と母は言う。
(働き者は毎日コツコツ仕事するが、怠け者は一度にちゃちゃっと
やってしまおうとするので、雑な仕事になる、という意味らしい(笑)
翌日、オットが、風邪引いたよー(T-T)と、病院へ。
仕方ないので、一人で少し残っていた落とした枝などを片付ける。
23日、ずぅー、ずぅー、ぶひー、あひー、と言っているオットを
「この弱虫め」とののしりつつ(^^;捨て置く、と、 
24日、両腕に発疹が。むー、痒い。
これは木にカブレたなーと思いつつ、薬を塗り、
同時に喉もイガイガするのでイソジンで5,6回うがいをしつつ、
「ぜったい風邪ひきたくないもん!」と数日経過。

28日(日)発疹も治り、喉ももうよいだろうと、普通にもどる。
・・・と、30日(火)いきなり急性鼻炎状態、
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、喉痛、頭痛。鼻水がポタポタ落ちる。
同時に、治ったと思っていた腕の発疹がぶり返し、エリアを拡大、
二の腕まで広がって、めちゃ痒いっ!!

しかし、鼻炎も喉も、発疹も、すごく重症というのでもないので、
そのうち治るだろうと経過を見ていたら、これがぜんぜん治らんっ。
やむをえず、今日は皮膚科を受診。
アレルギーの飲み薬も出たので、これで鼻炎もよくなるかも。
ダメだったら、次は耳鼻科に行くべ。

ということで、ずっと家でDVDなどを観ていたので
また追って、メモをアップします。
ところで「Long time no see」というのは、ついつい言ってしまうけど
It's been a long time.などと言う方が礼儀的にはよいらしい。
I haven't seen you for a long time. 
Good to see you again.
(^^ 英語(も)ぜんぜんダメダメ。

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