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花笑み*マイ・フェイバリット

ワンコと映画と演劇と音楽と本とおいしいものと… 好きなもの、お気に入りのものについて書いていきます。

Top Page › Archive - 2010年11月
2010-11-17 (Wed)

ゲキ×シネ「蛮幽鬼」

ゲキ×シネ「蛮幽鬼」

劇場の興奮をそのままに映画館で観るゲキ×シネ、今回は昨年秋に大阪に観にいった「蛮幽鬼」 →公式サイト(→日記)舞台のおもしろさは改めて言うまでもありません。今回も非常に楽しませてもらいました(^^平日の映画館も同じ思いの人たちで、ほぼ満席。大阪で観た時は、稲森さんの美古都の思いが際立って感じられたのですが、今回、表情のアップなどもゆっくり楽しみながら観直してみて、非常に強く訴えかけてきたのが、堺雅人...

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劇場の興奮をそのままに映画館で観るゲキ×シネ、
今回は昨年秋に大阪に観にいった「蛮幽鬼」 →公式サイト
(→日記)

舞台のおもしろさは改めて言うまでもありません。
今回も非常に楽しませてもらいました(^^
平日の映画館も同じ思いの人たちで、ほぼ満席。

大阪で観た時は、稲森さんの美古都の思いが際立って感じられた
のですが、今回、表情のアップなどもゆっくり楽しみながら観直して
みて、非常に強く訴えかけてきたのが、堺雅人さんのサジと、
上川さんの土門。

サジは、殺し屋として、ただそれだけのために育てられ、生きてきた、
本名もない男。爽やかな笑顔の裏に、凍りついた冷血と、孤独と、
やむなく生きる切なさが、とても深く感じられました。
土門の方も、陰謀のために殺された友人の無念、自らを冤罪に
陥れた者への復讐をとげるために、生涯を賭けた男。
その青い炎がメラメラと燃えるような怨念。悲しみ、怒り、孤独。
また、早乙女太一クンの忍びも、やはり良かった。
それぞれの男たちの孤独が強く共感を誘い、涙を誘います。

高田聖子さんにもやっぱり泣かされ、ジュンちゃんの熱演も
やっぱりよかったよー。
新感線は、ジュンちゃん、成志さんのケガでたいへんですが、
早くよくなられるといいですね(^^

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2010-11-14 (Sun)

名フィル定演 第374回「サンクトペテルブルグ」

名フィル定演 第374回「サンクトペテルブルグ」

名フィル 定期演奏会 第374回「サンクトペテルブルグ」ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 作品60「レニングラード」[指揮]井上道義名古屋フィルハーモニー管弦楽団11/13(土)愛知県芸術劇場コンサートホールショスタコーヴィチでは定評のある井上道義さんの「7番」さぞ多くの人が期待していただろうが、土曜日の会場には空席もあり。やはり古典的な曲の方が集客はよいの...

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名フィル 定期演奏会 第374回「サンクトペテルブルグ」

ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 作品60「レニングラード」

[指揮]井上道義
名古屋フィルハーモニー管弦楽団

11/13(土)愛知県芸術劇場コンサートホール
teiki374_s.jpg

ショスタコーヴィチでは定評のある井上道義さんの「7番」
さぞ多くの人が期待していただろうが、土曜日の会場には空席もあり。
やはり古典的な曲の方が集客はよいのでしょうが、しかし、どんどん
チャレンジ的なプログラムも聴きたいので、頑張ってもらいたいです。

今回は「7番」が長い(75分)ので、短い(8分)「コラリオン」の後、
休憩なしで突っ走る。まさに、「突っ走る」という表現がぴったりくる
演奏で、「コラリオン」の時からウォーミングアップ万全の様子で
テンション高くスタート、そのまま、怒涛の「レニングラード」へと
突き進みます。
非常に熱い、気迫の満ち満ちる、ド迫力の、全身全霊を注ぎ込む演奏に
圧倒されつつ、息もつけない状態で、あっという間に75分が過ぎました。
実に「ものすごい」と言った感じでした。
ショスタコーヴィチに関して、またこの曲に関して、詳しくないですが、
とても素晴らしかったと思います。

なんというか、不遜というか、傲岸というか、…なムードを
かもしだす、この作家独特の和音進行の不思議な共鳴と
調和に魅せられ、また、作曲家自身の体制への思いはさておき、
自分の中の「フン!」という思いにチクチクとアクセスしてくる
この曲のメッセージに、自然と「我も同類」の思いを止めることが
できない、という気持ちでした。

こういう括りにすると、ヒンシュク、かもしれませんが、
会場はこの前の「コバケン」の時と似た熱さ。
指揮者の迷いのない、強い思いに、オケ全体が共感・共鳴し、
共に全力で突き進み、会場全体を包みこんで、全員で走る、
そういう素晴らしい感動の演奏会でした。

特別な出来事でした * by 珍言亭ムジクス
ショスタコーヴィチ独特のただならぬ表現が見事に描かれ、とんでもなく巨大な存在感で音楽が迫ってきました。
作品と指揮者とオーケストラが最高の到達点で交わった希有のひとときとなり、それは最高の出来事でした。
こういう体験ができたことをブログで共有できるのは大変に嬉しいことです。

Re: 特別な出来事でした * by 美月
ほんとうに素晴らしいものでしたね。
ショスタコーヴィッチと井上さんがひとつになったような、
作曲家が演奏家に乗り移る瞬間を垣間見たような、
そんな遭遇の時間だったと思います。
井上さんのナマを聴けてよかったです。

2010-11-12 (Fri)

トリスハイボール

トリスハイボール

「ウィスキーは、ぜったい水割りか、ロック。ハイボールは邪道、ウィスキーがもったいない」と言い続けてきた私ですが・・・モラタメさんプレゼントでいただきました。これが、実は、おいしかった(^^レモンフレーバーがいい具合にきいていて、飲み口すっきり、食事にもよく合う、フレンドリーな味にしています。ので、前言撤回します。けど、これはやっぱり、プレミアソーダを使って作っても、自分ではこういう味にはなりません...

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「ウィスキーは、ぜったい水割りか、ロック。
ハイボールは邪道、ウィスキーがもったいない」
と言い続けてきた私ですが・・・

モラタメさんプレゼントでいただきました。
IMG_0684 2 トリス

これが、実は、おいしかった(^^
レモンフレーバーがいい具合にきいていて、飲み口すっきり、
食事にもよく合う、フレンドリーな味にしています。
ので、前言撤回します。
けど、これはやっぱり、プレミアソーダを使って作っても、
自分ではこういう味にはなりません。
やはりそこは、企業秘密ってことでしょうか(^^

IMG_0695 2 トリス
里芋のコロッケ(シーチキンのそぼろ入り)
タラと野菜のトマト煮、
サラダ、叩ききゅうりの辛ゴマ味
ロック派です * by のすけの母
おいしい冷酒やウイスキーのロックが好きです。
若いころは高くて手が出なかったバランタインが(歳がばれますね^^)今はお値打ちで買えるので、もっぱらバランタインのロックを味わっています。
でも、飲み会でハイボールを飲んだら、これが結構いけるので、たまには飲んでみたいとも思いました。

私も * by 美月
はい、私も、冷酒「も」大好きです(^^
そうそう、バランタインとか、オールドパーとか、
うちも常備してますよ~♪
昔では考えられないお値段で手に入りますよね。
(↑やっぱりトシがばれますね)
こういう時こそ、価格破壊バンザイ、と勝手な感謝を
してしまいます(^^;
ハイボールはこれまで毛嫌いしてましたが、
案外イケルかもしれませんね♪

2010-11-12 (Fri)

「隠された日記 母たち、娘たち」

「隠された日記 母たち、娘たち」

名作の前評判が高く、平日のお昼だったのに、映画館は満席。この時間に、こんなにたくさん来るなんて、…ヒマ人が多いなぁ、…って、自分もやん(^^;フランスの海辺の田舎町。カナダで仕事をしている娘が突然休暇をとって帰ってくる。母は、人気の高い開業医。娘は妊娠している。しかし、その彼と結婚して子育てをすることで自分の人生が幸福になれるとは思えず、悩んでいる。母は、母親(娘の祖母)が、かつて子どもを置いて家を...

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名作の前評判が高く、平日のお昼だったのに、映画館は満席。
この時間に、こんなにたくさん来るなんて、…ヒマ人が多いなぁ、
…って、自分もやん(^^;
nikki.jpg

フランスの海辺の田舎町。
カナダで仕事をしている娘が突然休暇をとって帰ってくる。
母は、人気の高い開業医。
娘は妊娠している。しかし、その彼と結婚して子育てをすることで
自分の人生が幸福になれるとは思えず、悩んでいる。
母は、母親(娘の祖母)が、かつて子どもを置いて家を出たことを
今も心の傷として持つ一方で、母の言いつけのように、女として、
人間として、しっかりと自立して生きていこという姿勢を今も
決然と示している。
娘と母は、互いに思いやっているのに、どうもしっくりこない。
なにかとぶつかってしまう二人。
ある日、娘は、亡くなった祖父の家で、祖母の古いレシピ帳(日記)
を偶然見つける。祖母の生き方を想像しながら、自らの生き方に悩む娘。
美しい妻を愛するあまり、彼女の自立を認めることができなかった祖父。
それに耐えられず、家を出た祖母・・・
しかし、その背景には、実は誰も知らない真実が隠されていた・・・

カトリーヌ・ドヌーブが、医師の母親役。
昔のままの完璧な美貌に、さらに彼女の生きてきた軌跡が迫力を
プラスして、なんとも言えない説得力と存在感をまとっている。
祖母役のマリ・ジョゼ・クローズも、非常に魅力的な美人。
けど、娘役のマリナ・ハンズが、美人の役なんだけど、日本人好みでは
ないというか、ゴツイというか、これが、私の、娘への共感を阻止して
しまいました(^^; もっとカワイイ感じだったらよかったのにな。
恋人役の男優さんも、イマイチ、もっさい感じ。
こういう系がフランス好みなんだろうか…なーんて思いつつ、
祖母の生き方、母の生き方には非常に共感し、感動して
観てきました。

2010-11-10 (Wed)

とぶとりの

とぶとりの

 11/5奈良(2)「道わかりにくいなー」と言いつつ、車を進め、橿原神宮へ。んーーー、熱田神宮や伊勢神宮といっしょやん…(^^;ここで出会った地元の年配のご夫婦に、「せっかく来たんなら、ぜひ行ってきなさい」とすすめられた神武天皇稜へ。小鳥のさえずりがのどかに聞こえ、清らかな空気に満ちている。しかし、広すぎて全景が把握できない。神武天皇ってガリバーかいっ、とツッコミつつ、次へ。どんどん田舎道になる。狭い...

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 11/5奈良(2)

「道わかりにくいなー」と言いつつ、車を進め、橿原神宮へ。
橿原神宮
んーーー、
熱田神宮や伊勢神宮といっしょやん…(^^;

ここで出会った地元の年配のご夫婦に、「せっかく来たんなら、
ぜひ行ってきなさい」とすすめられた神武天皇稜へ。
神武天皇稜
小鳥のさえずりがのどかに聞こえ、清らかな空気に満ちている。
しかし、広すぎて全景が把握できない。
神武天皇ってガリバーかいっ、とツッコミつつ、次へ。

どんどん田舎道になる。
狭い道を観光バスが次々と走っていく。

石舞台古墳。
石舞台古墳
初めて見た。教科書の写真を何度も見てきたけど、本物は
こんな風になってたのかー、ほぉーー!と感動してしまった。
石舞台2
   石室側

次は、高松塚古墳。
高松塚古墳
こちらも同上。百聞は一見にしかず。感激。
壁画資料館にて、石室復元を見る。

「壁画館って…どこぉ~?」と探して歩いていくと、
「ここだ!」とオット。「えー、そこはトイレだよ~」と私。
そのトイレ、と思ったのが資料館でした(^^;わからへん。

正面の玄武、両側に、女子群像、月像・白虎、日像・青龍、男子群像、
石室の内壁を飾る壁画に、古代の人々の思いが今も見てとれるよう。
玄武の対面には朱雀があったそうだが、盗掘にて消失。
「掘る時に、もうちょっと場所を変えてくれてたらな」との説明を聞く。

尊き人の死後の安泰と復活を願って創られた古墳の数々。
これほど心をこめて丁寧に葬られた貴人と、一方、その人への
畏れと尊敬で、何トンもの巨石を運び、稜を築いた人々。
死後の旅が寂しくないように華やかに描かれた壁画、
その壁画を描くために遠く高句麗の地から招かれた絵師たち。
数知れない多くの人々がこの古墳に関り、それぞれの思いと人生を
今も深く抱きながら、静かに残る古代の墳墓。

なんか、いろいろ思いを馳せつつ…深い感銘を受けました。
地元の人は古墳には関心がないって、本当なのかなぁ?


  飛鳥の明日香の里を置きて去なば
  君が辺は見えずかもあらむ


これにて奈良行はひとまず終了。

あおによし * by 珈琲党
お久しぶりです。
ついに行かれましたか、奈良へ。
お近くですからすぐにでも行けそうですが、
なかなか足が向きませんかねぇ。

「えっ、ナビなしで、、、」と、実は
驚いてしまいました。私だったらとても
動けません。助手席の地図担当が大変だったのでは、
と思うばかりです。

さて、天気にも恵まれたようで、
いい旅でしたね。石舞台も、写真で
見るのと、実際のその場に立つのと
では、まったく違いますし、
高松塚古墳も、外側だけとはいえ、
感慨深いものがあります。

今月末の連休に、もしかすると
私も行くかもしれません、また。

Re: あおによし * by 美月
>珈琲党さん
ついに行ってきました(^^
ホント、車だとすぐなんですよね。
また行くかな…と思える近さでした。
が、
そう、ナビがないんですよ~(^^;

奈良の郊外の古い道はホントにわかりにくくて、
やたら分岐してたりして、どっち?と迷う所が多く、
老後の娯楽のためには真剣に購入が必要だと思いました(笑

古墳は予想以上に想像力を駆り立てられる感動的なものでした。
もっといろいろ見てまわりたかったけど、スイスイ行けず、
タイムアウトとなりました。残念。

> 今月末の連休に、もしかすると
> 私も行くかもしれません、また。

ブログアップを楽しみにお待ちしています~(^^

No title * by ハリママ
あたしもこの「石舞台古墳」見てみたい!
教科書で見たんじゃなくて、
どっかのドラマで見た記憶が…
鹿男?
いやNHKの古い朝ドラの「あすか」だ!

No title * by 美月
>ハリママ
>どっかのドラマで見た記憶が…
なんか「○サス」系で出てきそうな感じだよね(^^
「巨石に隠された犯行…!
 古代に馳せられた遙かなる愛と裏切りと、その真実…!
 そこに美人研究員の見たものとは…!?」
なんちゃってキャッチかな~(^^v

大好きです!! * by のすけの母
私は古代史が好きで、址ばかりの飛鳥は本当に好きです。若いころはよく訪れましたが、最近では行けていません。いい旅でしたね。

No title * by 美月
のすけの母さんもこの前、奈良に行かれたのですよね。
古代史がお好きなんですか~
私は、古代は好きですが、「史」は苦手で(^^;;
今年は奈良に5月、6月、今回と3回行きました。
正倉院も外からだけですが、見せてもらいました。
奈良は素晴らしいので、また行きたいです♪

No title * by ちゃい
奈良へようこそ♪
石舞台は、遠足で行ったよん。
学校から歩いていったけれど、これはハイキングコース並みに
けっこう距離あります。
近鉄で行くと便利だけど、車だとちこちいくの
大変だったんじゃない?
きっと私だったナビがないとムリやわー;^^
でも、こんな風にじっくり奈良歩きもいいな♪

No title * by 美月
小学校の遠足か~ なんかアカデミックやなぁ~
私、初めて古墳の実物を見ました~!
なんか、すっごく感動したなーーー(*^^*
また行きたいですぅ~♪
で、奈良の郊外の道はとてもわかりにくかった。
ナビなしではそろそろ限界かな~(^^;
老後はらくらくのんびり走りたいわん(笑

2010-11-10 (Wed)

柿くへば

柿くへば

 11/5奈良(1)5日、今年度奈良行のラストとして、飛鳥方面を目指して出かけた。穏やかに晴れた文句なしの好天、暑からず、寒からず。今回は郊外をまわるために車で出発。さて、実は、わが家の車には、どちらもナビがついておりません。経費削減もありますが(^^; 地図を見て、勘に頼って、あちこち行くのに慣れている(つもり)ので、これまで特に必要を感じていませんでした。しかし、奈良の田舎道はややこしくて、今回初...

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 11/5奈良(1)

5日、今年度奈良行のラストとして、飛鳥方面を目指して出かけた。
穏やかに晴れた文句なしの好天、暑からず、寒からず。
今回は郊外をまわるために車で出発。

さて、実は、わが家の車には、どちらもナビがついておりません。
経費削減もありますが(^^; 地図を見て、勘に頼って、あちこち
行くのに慣れている(つもり)ので、これまで特に必要を感じて
いませんでした。しかし、奈良の田舎道はややこしくて、今回初めて
「やっぱ、ナビが要るかも」と思いましたデス。

まずは法隆寺。
もっと鄙びた風情だと勝手に想像していたけど、観光地であり、
鐘も鳴らず、柿も喰わず、人がいっぱい、かまびすし。
法隆寺
今回はカメラをずっとオットが持っていたので、どれも、
写真のセンスがイマイチ…あしからず(^^;

お隣の中宮寺。
こちらはご本尊の菩薩像が素晴らしかった。
中宮寺
鳩和殿にて秘宝の特別開帳があるというので、行ってみると、
また別途拝観料が必要で、秘宝というのも現代のものでした。
(よく見ればチラシにちゃんと書いてあったのだけど、見てない)
聖徳太子の生涯を描いた四季図屏風、などなど。
お茶室もどうぞと見せてもらいましたが、空室がいっぱいの
無駄に広い館内、バブル時代の幻影をひきずっているような
構造物です。茶室も、お庭も、現代風で特記すべきはなし。

次に、流れ山古墳の遺構が整備されているとネットで見た
「馬見丘陵公園に行きたいんですが」とPのおじさんにたずねると、
なにやらわかりにくい道を幾通りも教えてくれて、?… 
結局、徒歩数分のところにあるという手近な古墳をすすめられた。
「私ら地元のもんは、墓(=古墳)とかは、そんな行かへんのやわ」
とのことでした(^^;
へー、そうなんー??…と思いつつ、藤ノ木古墳。
藤ノ木古墳
「明日から内部公開やけど、今日は外から見るだけや」てことで。


* by めーちゃん
楽譜の絵柄がしぶい!

中宮寺はなぜか、
2回とも、閉館時間後で、
ご縁がどうもです。

餓鬼のころ、弥勒菩薩を
みりょくぼさつと勘違いしていました。
魅力的ですが。

古墳は霊感持ちは
近寄れないそうですよ。

* by 美月
「みりょくぼさつ」←確かに魅力的ですね(^^
中宮寺も、仏様も、よかったです。
ぜひ再チャレンジしてください。
古墳も多々インスピレーションを受けました。
霊感、ありません(^^;

2010-11-09 (Tue)

「義兄弟」

「義兄弟」

「映画は映画だ」(ソ・ジソブ、カン・ジファン)のチャン・フン監督の新作。↑がとてもおもしろかったので、観に行ってきました。「義兄弟」公式サイト→映画館には韓流ファンのオクサマ方がたくさん待っていらっしゃって、「ドンちゃん~♪ ※△~○÷□×$%~~♪」etc.・・・と話しておられますが、韓国の俳優さんにまったく精通してない私と友人にはさっぱりわかりませんにゃん(^^;ストーリーは、国家情報院から追放された要員...

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「映画は映画だ」(ソ・ジソブ、カン・ジファン)のチャン・フン監督の
新作。↑がとてもおもしろかったので、観に行ってきました。
「義兄弟」公式サイト→

映画館には韓流ファンのオクサマ方がたくさん待っていらっしゃって、
「ドンちゃん~♪ ※△~○÷□×$%~~♪」etc.・・・と話して
おられますが、韓国の俳優さんにまったく精通してない私と友人には
さっぱりわかりませんにゃん(^^;
11116_l.jpg

ストーリーは、国家情報院から追放された要員ハンギュ(ソン・ガンホ)
と、北から捨てられた工作員ジウォン(カン・ドンウォン)が、互いに
身分を隠しつつ、仕事仲間としていっしょに暮らしていく中で、展開
していきます。カーチェイスも、アクションシーンも非常に迫力があり、
緊迫感の満ちる中、孤独な男と男の友情が、時にユーモラスな
シーンも交えながら、切々と描かれていきます。

ソン・ガンホさんは「シュリ」で知ってましたが、
カン・ドンウォンくんは今回初めて。
ナイーブな表情と、小さな整った顔、9頭身?と言えるほどの
王子さまスタイル。とってもかわゆい~♪でありました(^^
ただ今、兵役中だそうです。

ストーリーも実に韓国らしい独特の感性と、北の脅威にさらされている
日常のリアルな緊迫感に溢れる、見ごたえのあるものでした。
ラストのオマケのシーンは賛否両論のようですが、監督が本作に
娯楽作としての「救い」をプラスしたものなのでしょう。
おもしろかった。にわか韓流ファンデビューの本日ナリ(^^


2010-11-08 (Mon)

日経コンサート 阪響 「第九」

日経コンサート 阪響 「第九」

日本経済新聞クラシックコンサートモーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲ベートーヴェン:交響曲第9番二短調Op.125「合唱」[指揮]寺岡清高[ソプラノ]日紫喜恵美[アルト] 井川裕子[テノール]竹田昌弘[バリトン]晴雅彦[合唱]関西二期会ソリストアンサンブル 大阪交響楽団11/6(土)愛知県芸術劇場コンサートホール----------------------------------------日経購読者の優待コンサートです。名古屋での印刷30周年...

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日本経済新聞クラシックコンサート

モーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番二短調Op.125「合唱」

[指揮]寺岡清高

[ソプラノ]日紫喜恵美
[アルト] 井川裕子
[テノール]竹田昌弘
[バリトン]晴雅彦
[合唱]関西二期会ソリストアンサンブル
 
大阪交響楽団

11/6(土)愛知県芸術劇場コンサートホール
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日経購読者の優待コンサートです。
名古屋での印刷30周年・夕刊20周年記念だそうで、全指定席抽選で
一律3000円とのことだったので、出してみたら、招待券が届きました。
席は3階の一番後ろで、名フィル定演だったらY席のところです。
はたして3000円が得なのか、損なのか…(^^;
しかし、もっと袖や裏側の端っこの席が当たった人も同じ額だから、
まあ正面だったから、よしとしませう。

なんだかとっても…なプログラムですが、日経が遠征費を
ケチったのか、オケは通常の半分程度の数しか来ていませんでした。
「フィガロ」も「第九」も、ドーン!!と華やかに、圧倒的に、やって
もらいたい曲なのに、(演奏のレベルではなく)数が足りないので、
音が薄いのを禁じえません。合唱も、各パート6人ずつの24人でした。
<(=クレッシェンド)<<<・・・!と響き渡る感じが足りません。
席が遠かったせいもあるかもしれませんが、ソリストの声ももうひとつ
届きません。(バリトンは素晴しかったです)

なぜ、名古屋に、名フィルじゃなく、阪響を呼んだのか?
こういうのは日経さんの世俗のしがらみとか、あるんでしょうかね。
しかし、小編成ならば、それにふさわしい曲目があるはずで、
なぜこういうプログラムを組んだのでしょう?
やっぱりメジャーなのじゃないと、という判断でしょうか?

さて、席は通路側だったのですが、通路の反対側の母娘が何度も
声を出して話していました。二人で楽しそうに感想を交わしているの
ですが、こっちは気になってしかたない。
だんだんハラが立ってきました。
休憩がなかったので、係りの人に注意してもらうこともできず、
しかも、娘の方は、ショートパンツにタイツ姿なのですが、ずっと足を
ボリボリ××掻いており、その雑音が気障りでしょうがなかった。
携帯も2回鳴るし、演奏中にディスプレイを確認している人もいるし、
結局、最後まで集中できませんでした。

というわけで、あまり楽しめないコンサートとなりました。
最後に全員で「ふるさと」を合唱するという趣向になってましたが、
「第九」を聴いた後で、みんなで声を合わせて歌うというのも
信じられないことです。
日経新聞社は、芸術方面にも注力している企業のはずですが、
いくらキャンペーンとは言え、こういうレベル(編成やプログラム)の
コンサートをやるというのは、ちょっとがっかりだなぁ。
阪響及び演奏者の方たちにも(これでやれというのは)失礼じゃないかと
思いました。拍手の鳴る中でそそくさと退席したのも初めてでした。


No title * by めーちゃん
ここはお高いの行きますか?
しかし、ショートパンツの女、
って、痛いの多いのですよ。

日経はね。。。。
変な経済観念とかありますよ。
ゼニカネが仕事ですし。

No title * by 美月
前に行った名銀のチャリティーコンサートは
よかったんですけどね(しかも1000円だったし(笑
こういうのは当たり外れあるかも。文句言えませんね(^^

2010-11-02 (Tue)

「小さな村の小さなダンサー」

「小さな村の小さなダンサー」

原題は「MAO'S LAST DANCER」文革時代の中国に育ち、アメリカに亡命して活躍した実在のダンサー、リー・ツンシンの半生を描いた感動作。1960年代の中国の寒村、貧農一家の7人兄弟の6番目のツンシン。毛沢東の文化政策により、埋もれた才能を発掘しにやってきた政府役人の目にとまった彼は、北京のバレエ学校に進むことになる。見たこともない大都会・北京に、一度も見たことのないバレエの修行をするために、家族と離れ、一人で...

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原題は「MAO'S LAST DANCER」
文革時代の中国に育ち、アメリカに亡命して活躍した実在のダンサー、
リー・ツンシンの半生を描いた感動作。

1960年代の中国の寒村、貧農一家の7人兄弟の6番目のツンシン。
毛沢東の文化政策により、埋もれた才能を発掘しにやってきた政府役人の
目にとまった彼は、北京のバレエ学校に進むことになる。
見たこともない大都会・北京に、一度も見たことのないバレエの修行を
するために、家族と離れ、一人で向かう幼い少年リー。
やがて、青年となったツンシンは、バレエ団の研修生としてアメリカに
渡り、成功を収める。ダンサーとして、さらなる勉強と、自由な活躍を
続けたいツンシンに、中国政府は非道な対応を示す・・・
img03.jpg
リー役を英国バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパル、
ツァオ・チーが演じている。
(青年期はオーストラリア・バレエ団のグオ・チェンウ、
 少年期は体育学校出身のホアン・ウェンビン)
現役のダンサーとバレエ団が繰り広げるバレエシーンが非常に素晴らしく、
リーの数奇な人生、強い意志と勇気、夢を諦めない生き方を描くストーリー
とともに観る者の心を揺さぶる大感動作品。
img04.jpg

監督:ブルース・ベレスフォード(「ドライビングMissデイジー」)
製作:ジェーン・スコット
脚本:ジャン・サーディ(「シャイン」)
振付:グレアム・マーフィー

母親:ジョアン・チェン
弁護士フォスター:カイル・マクラクラン
バレエ団主任ベン:ブルース・グリーンウッド
恋人エリザベス:アマンダ・シュル
判事ウッドロウ:ジャック・トンプソン
父親:ワン・ツァンバオ

No title * by めーちゃん
中国の英才教育は
融通が利かないように育てられるから
怖いです。

私の好きなイケメンの
ジョンローンもそうです。

No title * by 美月
ジョン・ローン、かっこいいですよね。
「ラストエンペラー」素敵でした♪