ワンコと映画と演劇と本とおいしいものと… 好きなもの、お気に入りのものについて書いていきます。
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いやもう、すばらしかった!
感動が言い表せない。言葉が見つからない。 通俗だが、魂がゆさぶられたというか、大きな波にどぅーっと のみ込まれたというか、「打ちのめされた」というのに近い。 「身毒丸」は寺山修二の作を、蜷川幸雄が演出したもの。 だからそれっぽい感じが満ち満ちていて、最初に観ると 「これはなに!?」とショックを受ける。(フシギだらけ) 猥雑と、混沌と、異形と官能の、感覚が支配する世界。 「身毒丸」は95年に武田真治版で演じられ、 97年のオーディションで「身毒丸が来た」と藤原竜也くんが見出され、 そして02年のファイナルで封印されていたのだが、 今回ワシントンからのオファーで復活。これはその凱旋公演。 名古屋→大阪→彩の国、とまわる。 幼くして母を亡くした身毒(しんとく)と、 母を売る店で買われてきた“母”撫子、 家族の形にこだわる父と、撫子が育てた拾い子の弟、4人で いつわりの「家族」が営まれる。 母を恋うる身毒と、わが子の欲しかった撫子、 偽りの息子と母のふたつの思いが反発し合い、やがて絵の具が 徐々ににじんで、混ざり合うように境目がぼやけ、 少年と女の愛に昇華されていく。 |
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