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錦秋名古屋 顔見世

2017年10月8日
日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
「錦秋名古屋 顔見世」 昼の部

一、恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな) 重の井

二、番長皿屋敷

三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり) 

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「恋女房染分手綱 重の井」

幼いお嬢様の調姫がお輿入れの日、姫は「いやじゃ、いやじゃ」とごねており、
手をやいたじいが三吉という同年代の馬子を連れて来る。
いっしょに遊んでご機嫌の治った姫。一安心。
乳母の重の井は三吉に褒美のお菓子を与えるのだが、なんと、それは
わけあって離れ離れになっていた実の息子だった。
三吉は「かか様」と抱きつくものの、大切な姫のお嫁入に、乳母の過去が
暴露されてはたいへん。それはお家の不祥事であり、父親が切腹して
守ってくれた秘密。なんとしても守らねば。
涙をこらえ、冷たく別れようとする重の井。なんとなく事情を察して泣く泣く
去っていく三吉。それでも後ろ髪惹かれ、何度も何度も振り返る。

この三吉の男の子が、小さいのに、ものすごくうまいのだ!びっくり!
研修生さんかと思うけど、すごい才能だね。
この子あっての「重の井」だから、久々の上演というのも納得させられる。
涙なしには観られない、感動の演目でした。
重の井は魁春さん。

「番長皿屋敷」
旗本の青山播磨は、幡随院長兵衛と犬猿の仲。
子分たちと出くわしちゃあ、派手な喧嘩三昧の日々。
伯母の真弓が縁談を勧めるも、腰元のお菊と恋仲なので、その気はなさそう。
ところが、その縁談に気をもんだお菊が、播磨の気持ちを確かめるために
お家の宝物である皿を、わざと割って播磨の様子を見ようとする・・・・

播磨は「皿なんてどうでもいい」と言うが、お菊が故意に割ったことを知り、激怒。
そりゃ、自分の気持ちを信じてないなんて、恋人としては許せないよね。
で、バッサリ!というわけ。
けど、井戸に捨てて、そのあと、その井戸の水を飲むわけ?…とへんなところに
ひっかかってしまった私でした(^^;;
ちなみに、怪談の方ではないので、幽霊は出ません(^^
播磨:梅玉、お菊:壱太郎、放駒四郎兵衛:愛之助

「蜘蛛絲梓弦」
物の怪に取り憑かれた頼光は病に伏せ、家臣の坂田金時と確井貞光が
宿直をしていると、どこからともなく、小姓が現れる。む、何者!?
ふたりが切り払うと、忽然と消えてしまう。さらに、太鼓持ち、座頭、傾城、
次々と姿を変えて現れる、怪しいやつ、それは蜘蛛の精だった!

土蜘蛛退治の話を題材に、蜘蛛の精として愛之助が五役の早変わりを
次々と華麗に見せてくれる、歌舞伎の醍醐味が味わえる見応えある演目。
蜘蛛の精:愛之助、貞光:松江、金時:亀鶴、頼光:梅玉

昼の部、三つともとてもよかった。存分に楽しめました。
夜の部も行けばよかったなぁと思いましたが、遅し。




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松竹大歌舞伎 

2017年9月22日
三重県文化会館 中ホール
松竹大歌舞伎(西コース)

中村橋之助改め 八代目中村芝翫襲名披露
中村国生改め 四代目中村橋之助襲名披露
中村宗生改め 三代目中村福之助襲名披露

一、猩々

二、襲名披露 口上

三、熊谷陣屋 

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三重のホールで歌舞伎を観るのは初めてだったが、
この中ホールはどこからもとても見やすいようにできており、とてもよいと思った。
花道がない(できるように設計されてない)のが歌舞伎公演には残念ではあるが。

おめでたく華やかな松羽目物「猩々」で幕開け。
松緑さんの猩々に率いられて、新・橋之助、新・福之助のお二人が登場。
品よく、若々しく、一生懸命真摯に演じておられる初々しい様子が見えて好感。
酒売りは梅花さん。今回、二代目芝喜松改め、四代目梅花を襲名された。

口上はいつも晴れ晴れしくて、お祝いムードに満ちて気持ちがいい。
今回、成駒屋の三人の息子さん共々の襲名披露ということで
特別な慶事であり、喜びにあふれつつ、身を引き締めるという口上。
(末子の新・歌之助さんは、学業のため、従業はお休み)

さて、三つめの「熊谷陣屋」、これは、主家のためにわが子を犠牲に
するという、私はあまり好きな演目ではない。
しかし、今回は、扇雀さんの相模が、期待をさらに超える素晴らしい演技で、
引き込まれ、涙を誘い、感動した。
芝翫さんの熊谷も「芝翫型」という成駒屋に伝わる独自の型で演じられ、
気力に充ち、また、主君への忠誠と、親の愛の間で苦しむ悲哀も
十分に伝わり、とてもいい演目だった。

彌十郎さんの陀六、とても素晴らしかった!
「待ってました!」があちこちから一斉にかかるべきところだが、三重のホールは
おとなしめで、残念。
大向さん、全体的に静かめ。もっと生き良く声掛けしてくれるとうれしい。
義経は梅玉さん。

今回、これまで「歌舞伎はいいや(=遠慮します)」と言ってきたじいやが
トシのせいか、日本に伝統芸能も観ておきたい、などと言い出し、
いっしょに行った。
せっかくの機会だからもっと派手な演目がいいのだが、と思ったが、本人は
「よかった!感動した」とのこと。まあ、よいにこしたことはない。メデタシ。




宝塚 雪組 名古屋公演

2017年9月17日
愛知県芸術劇場 大ホール
宝塚 雪組 
「琥珀色の雨にぬれて」
「DramaticS!」
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望海 風斗
真麻 希帆
雪組新トップの名古屋でのお披露目。

楽しみにしていた。
しかし、この日は台風だったのだ。
数日前から「たいへんなことになりますよ!」「不要不急の外出は控えて!」
とTVやネットがさかんに伝えていた。
でも宝塚、好きなんだ。私、名古屋でしか見ないので。行きたい!

・・・と言いつつ、ホントはもう95%はあきらめていた・・・

しかし、朝からもそんなにたいへんな様子でもないし(夜の部のチケット)
昼を過ぎても、まだ小雨くらい。
え?行けるかも?

どうするか・・・・悩む・・・・帰れなくなったら困る。駅で寝るのか?・・・

でも、やっぱ迷ったら行くしかないでしょう!

てことで、行きました。
観ました。
よかったです。
ていうか、正直なところ、内容云々よりも、「行ったぞ!」の達成感o(≧ω≦)o

ミュージカルの方は、大人の渋い恋愛なんだけど、もっと大人の恋を
しっとりと切なく余韻たっぷりに演じてもらいたかったとも思ったけど、
でも、とにかく「達成感」だから。満足です(^^

友達が「早く帰りな」「アンコール拍手はいいから」とプッシュしてくれて、
ダッシュして(劇場出口を出たのは2番だった)走ってバスに乗った。
バスは「強風と雨のためスピードを落として走ります」とのアナウンスだったが、
無事自宅もよりまでたどり着くことができた。
止まらずに頑張って走ってくれたバスさん、ありがとう!

強風で傘の骨は折れてしまったけど、もっとも折れなくてもさしてられなかった
けど、ずぶ濡れになったけど、とにかく「達成感」の一日でした(^^ あっぱれ。



キエフ・クラシック・バレエ

2017.8.5(土)
三重県文化会館 大ホール
キエフ・クラシック・バレエ
チャイコフスキー 夢の3大バレエ
豪華名場面集
「くるみ割り人形」
「白鳥の湖」
「眠れる森の美女」 より

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夏の日本を縦断して駆け足公演するキエフ・クラシック・バレエ。
さて、名古屋にするか、津にするか…
津の方がいい席がとれたので三重にいくことにした。
予想したとおり、夏休みの家族連れ、親子連れでいっぱい。
ちいさい未来のバレリーナ(?)たちでほぼ満席の大ホール。

よく知られている名作の名場面集を楽しめるいいとこどりのプログラム。
ただし総勢50名ということなので、群衆・群舞の場面はなし、
だから「眠れる森の美女」のラストのお祝いの舞踏会のところは
ちょっと寂しかった・・・(^^;;

でも華やかな美しい場面ばかりなので、とてもいい気分で楽しめました。
プリマのみなさん、非常に美しく、我ら同じ人間種であるとは思えません。
王子も姫も美形で、うっとり素敵でした♡

ただ、音源は、オケを連れてきていないので(低価格を実現だもんね)
独自録音音源、ということだったのだけど、これが、低レベルの音源で(--;;;
もうちょっと、録音でも録音なりに、なんとかならなかったか、というところ。
バレエのレベルが高かっただけに残念でした。

終了後、バレリーナと一緒に写真がとれるということで、
おそろしく長打の列がアッというまに伸びて、
少し見ていこうか、と言っていたのだけど、あきらめて帰ってきました。
そりゃ、ね、こどもの夏休みの思い出に、と思う親心、わかりますよ~
しかし、バレエの幕が下りる前から拍手もせずダッシュしていた人もいて
おーい、それはマナー違反だぞ、と思いましたわ。

IMG_0988.jpg
本日のキャスト
これの前に人だかりだったので、こんな角度しか写せなかった。

IMG_0989.jpg
ピンクのチュチュのストラップ。
小さいお譲ちゃんたちに混じって大人げなく買いました(^^;





「グレート・ギャツビー」

2017年6月13日
中日劇場
「グレート・ギャツビー」

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芳雄くんの新作。あの名作「ギャツビー」です。
ロバート・レッドフォードさまの記憶が鮮烈なこの役をどう演じるか、
どういう舞台になっているのか、楽しみに行きました。

見てすぐわかるように、ギャツビー芳雄、めちゃかっこいい♪
ただ作品としては、まだもうひとつ華やかな強い感動がほしいところ。
デイジー:夢咲ねね、かわいいんだけどね。
ニック・キャラウェイ:田代万里生、がんばってやってるんだけどね。

曲目も、この舞台ではこの曲!みたいな、心に残る、心を鷲づかみにする、
そんな強い一曲がないなぁ。ほしいねぇ。
演出ももう一歩深く描いてほしい。
例えばギャツビーのほんとうの経歴がバレる場面とか、
デイジーが花を墓に投げ捨てる場面とか、
もうすこし「ここは…!」という深い見せ場があるといいなあ。

芳雄くんは、かっこよくてクールで切ない、当たり役だと思うのですが。

トム・ブキャナン:広瀬友祐
ジョージ・ウィルソン:畠中洋
マートル:蒼乃夕妃
ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV

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平成中村座 名古屋

2017年6月9日
名古屋平成中村座 夜の部
名古屋城 二の丸広場

*義経千本桜 川連法眼館

*弁天娘女男白波

*仇ゆめ

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名古屋城ににわか芝居小屋を建てて楽しむ平成中村座、
前回は勘三郎さんがまだご存命中だったものでしたが、
今回はふたりの息子さんのご立派な晴れ姿を堪能することができました。

「隠れ勘三郎」と言って、小屋のいろんなところに勘三郎さんを思わせる
目鼻などのイラストがあるの。それが、シミジミしたなぁ・・・・・

「義経」は扇雀さんの狐忠信。
実に扇雀さんらしいきちっとした芝居でした。私はもう少し愛らしさや
すばしっこさ、子供らしさ、いじらしい感じが前に出ている方が好きかも。

「弁天」は、七之助ちゃんがとてもきれいで、素晴らしかった。
亀蔵さんの力丸、彌十郎さんの日本駄右衛門、とてもGOOD!

そして「仇ゆめ」よかったなぁ~~~!!
狸:勘九郎、泣けました。
深雪太夫:七之助と、ともに得られぬ恋に切ない思い、泣ける(TT
師匠:新悟ちゃん、亭主:彌十郎さん、とてもよかった。
彌十郎さんのファンです。大好きです♡

よい席がもらえて、花道のすぐ横、役者さんと目が合う場所でした♡
「仇ゆめ」では勘九郎さんたちが客席に降りてきて楽しい演出があった。
いじられ役になった客の男性が「お得でした~♪」と喜んでおられた。
別の日に行った友人は「前の席に勘九郎さんが座ったのよ~~♪」と
これも大喜び(^^

楽しくて、歌舞伎の醍醐味が存分に身近に味わえて、
そしてちょっと切なくてホロッとする、
いやあ、平成中村座、毎回楽しい!
次も待ってますぞ~!




宝塚 雪組

2017年2月6日
中日劇場
宝塚 雪組 

『星逢一夜(ほしあいひとよ)』
『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』

早霧せいな
咲妃みゆ
望海風斗

とてもいい話なんだ~ 大感動。
切なくて悲しい恋のお話。
どうしても抗うことのできない生まれついた運命のために。
どんなに愛していても遂げられない思い。
泣ける・・・・(T T)

=========================
時は江戸中期、徳川吉宗の治世。とある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息、天野晴興(あまのはるおき)と身分なき娘、泉(せん)の恋を、烈しく哀切に描きだす。
江戸から遠く離れた九州の緑深き里、山々に囲まれた三日月藩の小さな空を見上げ、天文学に夢中になる少年晴興(幼名 紀之介(きのすけ))は、里の娘、泉やその幼馴染の源太と一緒に星観(ほしみ)の櫓(やぐら)を組みあげて、星探しに明け暮れる日々。晴興は、二人と身分を超えて友情を育むが、少年時代が終わりを告げるころ、別れは突然訪れる。遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになった晴興。晴興を思い続ける泉と、泉に心寄せる源太。彼らには思うままにならぬ運命が待ち受けていた。大人になった三人の関係は、巡る星々のもと、目に見えぬ力によって変貌させられて……。
江戸での晴興の躍進は、はからずも三日月の領民らの困窮を招いてゆく。ついに起きた叛乱の中で、晴興と泉、源太の愛は、哀しく鮮烈な軌跡を描いて、破局へと向かい始める。

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テキストとも 宝塚サイトよりいただきました。



「エリザベート」

2016年10月14日
中日劇場 
ミュージカル「エリザベート」

何度も観ているものであるが、ミュージカルファンは何度も行くのである。
今回は初めての「城田優くんトート」にしてみた。

しかしながら、このトートがザンネンだった。
「このトート様なら…」と思わせる魅力が、色気が、ない。
歌も声高く歌っているものの、内容が響いてこない。
身体は大きく美形であるので、見失うことはないのだが。
やっぱ芳雄くんにすればよかった、と大きく後悔した。
ああ、残念。
芳雄くんがルドルフとして輝くデビューをした時がなつかしいなあ。

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「井上芳雄 ミュージカルの魅力を語る」

2016年10月13日
中日文化センター
「井上芳雄 ミュージカルの魅力を語る」

中日文化センターの主催で、上演中の「エリザベート」の宣伝をかねて
プリンス芳雄くんのトークショーを開催。
これは先に告知されたときに、熱烈な芳雄くんファンの友人がかけつけて
友だち分の整理券をがんばってとってくれたもの。

が、当日、またもや早い順に番号を出すからセンターまでおいで、ってことで、
行ったら、またさらに、時間になったらその番号順に並びなさい、ってことで、
並ばされて、全員が揃うまで、長い長いうねうね列をつくりながら待たされて、

しかーし、ドアをあけたら、どどどっ・・・・!とみんななだれ込むのは必定なので、
(ならば順番に指定席にすればいいものを、自由席なのである)
なんのために何度も番号を出したり、並ばせたりしているのか、
まったく主催者側の意図がわからないものでありました(怒)

プリンス芳雄くんは爽やかで、司会の女性も進行がお上手で
楽しいトークショーではありましたが、座った椅子の具合で、芳雄くんのお姿が
ぜんぜん見えなかったのである(--;

なんだかなあ・・・・・のイマイチの日だった。
でもまあ、話の内容は楽しめたのでよしとしよう。
しかし、主催側は、幼稚園じゃないのだから、もうちょっとなんか考えろよな。





錦秋名古屋顔見世 昼の部

2016年10月16日
日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

錦秋名古屋顔見世 昼の部

一、橋弁慶(はしべんけい)

彌十郎さんの豪胆な武蔵坊弁慶、廣太郎さんの牛若も上品で華があり、
華麗な立ちまわりがよく決まって、どちらもよかった。

二、壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)

女房お里:孝太郎 座頭沢市:染五郎
定番の夫婦愛の物語だが、このふたりの組み合わせ、なかなかによし。

三、ぢいさんばあさん

森鴎外の原作。
複雑な因縁によって離れ離れになった若夫婦が、それぞれ人生を
しっかりと生き抜き、やがて老後になってついに再会する。
仁左衛門さんの伊織と梅枝さんのるんがとても品があってよかった。
はしかで亡くしてしまった長男のことをあやまる妻、
「そうか、そうか、…生きていれば32、男盛りだなあ…」としみじみ語る夫、
ここが、毎度、同じであるのを知りつつ、毎度泣けてしょうがないのだ。
感動のツボ。

昼の部、とてもよかった~♪



錦秋名古屋 顔見世

錦秋名古屋 顔見世
10月2日(日)初日 夜の部
日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

一、菅原伝授手習鑑 寺子屋
松王丸:仁左衛門 式部源蔵:染五郎 戸波:梅枝 千代:孝太郎
亀蔵、新悟、松之助

二、英執着獅子
時蔵

三、品川心中
一八:染五郎 おたね:梅枝 おそめ:新悟 六蔵:亀鶴

初日にてきれいどころのおねえさん方や役者さんの奥様方が顔を
揃えて花を添えられる華やかな日、…であるが、間借状態のホール
であるので、そうでなくても…まあ、仕方ない。

「寺小屋」は道真の子をかくまうかつての部下たちが身代わりにわが子を
差し出し、また、罪のない幼子の首を切り、・・・という悲劇の美談であり、
まあ、酷い話であるので、何度観てもいい気持はしない。
しかし、芸達者のみなさんがこれでもかと泣かせてくれるので、人気も高く
繰り返し演じられる人気義太夫狂言である。
江戸時代の日本人の美徳や文化意識が現代では遠いものに思われる。。。

「英執着(はなぶさしゅうちゃく)獅子」
永く絶えていたが、昭和になって振りを復活した、女方が踊る獅子物。
乙女らしい初々しい華やかさとしっとりとした上品な色気の中に、
やがて獅子の狂いを見せて舞納める、晴れやかな美しい舞いを堪能。

「品川心中」
落語を題材にしたユーモアあふれる世話狂言。名古屋初上演。
おっちょこちょいの幇間の一八を染五郎が楽しく演じる。
お金がないし、いっそ死のうか。じゃ、心中する? というのが
笑えて、あ、でもお金くれるの? じゃ、やーめた、というわけで。
こういう軽いのもよろしいね。
最後の後日譚はなくてもよいような感じ。

ニザサマが、さすが、お見事。
ソメちゃんが、本業歌舞伎においても存在感をより増してきた。
若手も育って頼もしいことです。

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「市村座」2016 名古屋

9月2日 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
市村正親ひとり芝居「市村座」

市村正親が全編一人きりで、語り、歌い、踊るエンタテイメントショー。
旗揚げから20年、前回公演から12年ぶりの新作。
今回のテーマは「親と子」

・古典落語の「子別れ」を芝居仕立ての3D落語として披露。
 何を演じても上手い芸達者のひとり全役、
 父と子の、夫婦の、情愛の細やかさにほろりとさせられる名演。

・市村バージョン「エディット・ピアフの生涯」
 シャンソンの珠玉の名曲とともに。

・音楽講談「二世たちのコーラスライン」
 これ、おもしろかった(^0^
 「ミス・サイゴン」のキムとクリスの息子のタム、
 「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテヴィエとゴールデの三女チャバ、
 「オペラ座の怪人」のファントムとクリスティ―ヌの息子のグスタフ(?^^)
 (グスタフはオペラ座の怪人の続編とされる「ラブ・ネバー・ダイ」に出てくる)
 三人は2017年1月~のブロードウェイ新作ミュージカルのオーディションを
 受けにくる。
 それぞれか語る、歌う、踊る、おもしろい!

・ラストはお決まりの「俵屋玄蕃」
 三波春夫さんの名曲を高らかに歌い上げると、ファンからのおひねりが宙を舞う。
 飛ぶわ、飛ぶわ(^^ それを黒子のスタッフたちが籠に拾い集める~♪

楽しい2時間でした。
いっちゃん、お体もよさそうで、元気そう。よかったです。
また次回公演も行きたいな♪

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「三人でシェイクスピア」劇団鳥獣戯画

8月21日 ウィルあいち ウィルホールにて 午後の部
劇団鳥獣戯画 「三人でシェイクスピア」

ごくらく古典芸能の会の主催で、シェイクスピア没後400年記念公演
ということで、行ってみました。
石丸有里子・ちねんまさふみ・赤星昇一郎、この三人のみで、シェイクスピアの
全作品を、90分間で演じ切る、というもの。
この作品はアメリカをはじめヨーロッパ、南米などでロングラン、
日本では劇団鳥獣戯画が2002年から続けているそうです。

小劇場向けの作品なので、会場がちょっと広すぎる感があったものの、
観客を巻き込んで大笑いの大騒ぎで、あっという間に全作品をドドーッと
つっぱしって演じるという愉快な趣向のもので、楽しい90分を過ごせました。
ただ、シェイクスピアの元作品を知らないとパロディのツボがわからないので、
大人向けの娯楽作品かと思いました。
こういう系は久しぶりだったので、おもしろかったです♪

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宝塚 雪組「ローマの休日」 名古屋

誰もがよく知るあの名作絵画、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックが
演じた新聞記者と某国の王女アンとのつかの間の切なく美しい恋の物語は、
半世紀を経た今も色あせることなく私たちの心に残っている。
今回は雪組が、田淵大輔:脚本・演出で舞台作品とした。
さぞや、華やかで愛らしい作品になっているだろうと思って行ったのだが・・・・

宝塚の舞台が好きだ。
だから大抵のことは、たとえ「?」な展開でもなんでも、とにかくOKな私だ。
しかし今回はいけなかったなぁ。。。。

主役の二人に華がない。その他に埋没してしまっている。
王女さまにそれらしい気品と誰もが魅せられるような愛らしさが感じられない。
記者はなんかゴシップ狙いの三流みたいで、グレゴリー・ペックが泣くぞ。
ラストで、王女さまの会見シーンで、記者から先に握手の手を出したのには
もう「びっくりんぽーーーん!」あきれて言葉がありませんが。
そんな失礼なこと・・・!身分をわきまえなされ~!
このホンはどうなってるんだ??
そして、お芝居の後のダンスも、あきません。
全体がダラーッとして、キメのところもビシッときまらない。

今回どうしちゃったんでしょうか。期待して行ったのになあ。
楽しかったという方にはごめんなさい。あしからず。

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早霧せいな
咲妃みゆ


文楽 名古屋中日劇場

5月28日
中日劇場にて 
夜の部

壺坂観音霊験記
 沢市内の段
 山の段
本朝廿四孝
 十種香の段
 奥庭狐火の段

専門的な知識はないが、文楽は好きで、機会あれば観たいと
出かけている。
今回は中日劇場にて。2階の市民優待席だったので、オペラグラスなし
では観られない遠さだが、お安いのですから、素人には十分です(^^

素晴らしいパフォーマンスでしっかり楽しませてもらいました。
中でも後半の狐火の段が、迫力あり、大熱演で、とても素晴らしかった!

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宝塚 月組「ホセとカルメン」

月組 全国ツアー公演

『激情』—ホセとカルメン— 
『Apasionado(アパショナード)!!III』 

ドン・ホセ :珠城 りょう
カルメン :愛希 れいか

3月27日 愛知芸文 大ホール
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今回はチケット購入に出遅れて5階で観ることになった。
まだ前の列の方だったので、人の頭で見えないということはなかったが、
しかしオペラグラスがなければ全く何なのかわからない状態、
それでもまあ観られるだけでよし♪という友人と行った。

キャストについては詳しくありません。ごめんなさい(^^;
オペラの「カルメン」に比較するのは違っているのだけど、
誰も制御できない天性の奔放さ、あっけらかんとしたアバズレさ、
そういういつもカルメンではなくて、可愛らしくて上品なイメージ。
自ら「あたい」と呼んでいるけど、それもそぐわない。
ホセもスマートで知的、かっこよすぎ。もっとダサくて田舎くさいはずだけど。
でもどこまでも美しく華麗で、夢のように愛らしいのが宝塚のあり方なので、
もちろん文句はありません!
このファンタジックな美の世界に浸って楽しませていただきました♡

後半レビューもいつもながら素晴らしくステキでしたが、でもやっぱり5階は
遠すぎだ。できれば3階までで観たいものだが・・・
しかし5階まで全部埋め尽くす宝塚の魅力、おそるべし。
次の名古屋公演もお待ちしております♪



『オペラ座の怪人』劇団四季・名古屋

1月28日 名古屋ミュージカル劇場にて

1999年から18年にわたり楽しませてもらった伏見の「ミュージカル劇場」は
この「オペラ座の怪人」で終わりになる。
2016年秋からは、名駅南に新しい「四季劇場」が「リトル・マーメイド」で
オープンする。ちょっと場所が今より不便になる。
というわけで、見納めです。

「ファントム」は音楽も大好きだし、ストーリーも大好きだし、
私の中で最後は涙(TT)というのがすり込みされている。
今回のファントムは芝さんで、芝さんは「いつかファントムがやりたい」と
ずっと熱望してきたと公言されているだけあって、かなり力が入っている。
その入れ込みようは賛否両論?という声も聞いた、
でもやっぱり、毎度のように感動しました(TT)
最後は悲しいわ(TT)切ないわ(TT)哀れだわ(TT)
どんなに愛しても、どんなに相手に尽くしても、受け取ってもらえない愛。
でも、どんなに愛してくれているかわかっていても、それでも
他に大切な愛があるのよ、ごめんね、ファントム。
孤独に生まれつく運命、、、かなしいよね・・・・(TT)

さて、この日は、終了後、「四季の会」のバックステージツアーがあった。
いつもは遠くからしか見られない装置や道具、舞台裏など、いろいろ見られて
楽しかったです♪
MCの劇団の方たちもおもしろかった。ありがとう♡

ファントム:芝 清道
クリスティ―ヌ:久保 佳那子
ラウル:鈴木 涼太

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(劇団四季サイトより)



錦秋名古屋顔見世 昼の部

錦秋名古屋顔見世
昼の部
10月18日(土)
----------------------
一、あんまと泥棒(あんまとどろぼう)

あんま秀の市 : 歌 六
泥棒権太郎 : 錦之助

二、藤娘(ふじむすめ)

藤の精 :  芝雀

三、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)

松浦鎮信 : 吉右衛門
大高源吾 : 又五郎
近習 鵜飼左司馬 :  歌 昇
同  江川文太 :  種之助
同 渕部市右衛門 : 吉之助
お縫 :  米 吉
宝井其角 : 歌 六
-------------------------
昼の部は「ごくらく古典芸能の会」の、トークショー付きのチケットを準備。
ところが私に朝いちばんの用ができてしまったので、トークショーは友人に
譲って欠席した。残念。
ゲストは米吉さんで、芸にかける若き熱き想いを存分に語られたようで
友人たちは感動していた。それは応援しよう!と思うよね(^^

「あんまと泥棒」はコミカルな対話劇。
歌六と錦之助で楽しませてくれた。

「藤娘」は芝雀の独り舞台。
いつもながら囃子が素晴らしい。

「松浦の太鼓」ではお縫役で、その米吉さんが登場。
吉右衛門さんのコミカルな演技もあり、シリアスな内容でありながら、
リラックスして、また、わくわくしながら楽しめる舞台です。
この日はよく声も飛んでいました。

これにて今年も秋の顔見世は終了。

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錦秋名古屋顔見世 夜の部

錦秋名古屋顔見世 
夜の部 
10月15日(水) 市民会館 ビレッジホール
-----------------
一、俊寛(しゅんかん)

俊寛僧都 :  吉右衛門
海女千鳥 :  芝 雀
丹波少将成経 :  錦之助
平判官康頼 :  歌 昇
瀬尾太郎兼康 : 又五郎
丹左衛門尉基康 : 歌 六

二、太刀盗人(たちぬすびと)

すっぱの九郎兵衛 :  又五郎
従者藤内       :  種之助
目代丁字左衛門   :  吉之助
田舎者万兵衛    : 錦之助

三、浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなづま)

名古屋山三 :  錦之助
傾城葛城/お国/茶屋女房 : 芝 雀
浮世又平 : 橘三郎
不破伴左衛門  : 又五郎
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夜の部は、友人が当選した市民半額鑑賞券の1枚を譲ってもらったので
1等席で観た。といっても1階の最後列。
それでも普段1等で観ることはめったにないのでうれしい♪

吉右衛門さんの「俊寛」は何度も観ており、今回も期待通り。
千鳥が芝雀さんだったが、そろそろ米吉さんでもよいのでは
の声もあり。有望な若手役者さんが育ってくるのは楽しみだ。

「太刀盗人」は松羽目ものの笑いの出る楽しい舞踏劇。
すっぱ(盗人)役の又五郎さんがおもしろおかしくやってくれた。
それをうけて錦之助さんがおっとりオトボケでやりとりするのが愉快。

最後は名古屋山三と不破伴左衛門のラストの対決が華やかで美しく、
吉原の景色も絢爛の舞台で、歌舞伎らしさを存分に楽しむことができる。
もっと声が飛んでもいいはずだが、この日は大向うさんが少なかったのか、
声が低かったのか、少なめだったような。
いずれにしても早く御園座が完成すればいいのになあ。待ち遠しい。


宝塚 宙組「メランコリック・ジゴロ」 名古屋

10月17日
名古屋市民会館 フォレストホールにて
宙組公演
サスペンスコメディ「メランコリック・ジゴロ―あぶない相続人―」
ロマンチックレビュー「シトラスの風Ⅲ」

ダニエル: 朝夏 まなと
フェリシア : 実咲 凜音
スタン : 真風 涼帆
so7q6r000000yrsm mm
「ロマンチック・ジゴロ」は花組・安寿ミラで初演、真飛聖で再演、
そして今回宙組で再々演されました。
朝夏さん、真風さん、どちらも素敵、華があり、スターにふさわしい。
実咲さんはよく歌えるし、可憐で愛らしい。
今後が楽しみな宙組です。
これはストーリーも楽しいし、何度観ても楽しめる、いい演目ですねー

レビューもとてもよかったです。
シトラスの風は、♪~シトラスの~か~ぜ~♪と思わず歌ってしまう(^^
爽やかで華やかで、とてもいいです♪
「ジャンニ・スキッキ」や「トゥーランドット」のメドレーも聴けるし、
ロマンチックで夢のような、THE宝塚の素晴らしい世界♡
存分に堪能しました~! 宝塚、大好きよ~ん♪

ただ、安い席で行ったので、フォレストホールの4階、高い~
舞台が遠いわ~~(^^;;
オペラグラスが手放せません。
できれば今度はもうちょっと前で観たい!←お金貯めるべし




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