9月5日(木)友人4人組で、伊勢に行った。
近鉄の「伊勢の神宮 正宮別宮 おかげ参り ご朱印巡りきっぷ」
というのを持って、名古屋を朝8時すぎに出発。
ちなみにこの切符は、特急券付きの(発駅→フリー区間→着駅)で何度でも乗れて、
その他いろいろな引換券もついており、5,600円。
日帰りでは全部使いきれなかったけどもかなりお得です。(3日間使用可)
まずは、宇治山田駅で降りて、オプションの観光タクシー(90分)をチャーター。
外宮→(別宮いくつか)→見夜見宮→(ここからがわれらの個性的チョイス)
→神宮神田、神宮の菜園、御塩浜、御塩殿神社→二見へ
普通は外宮からいろんな別宮めぐりコースに出るらしい(タクシー運転手さん談)
しかし私たちのメインは二見の「賓日館」だったのでした。
「賓日館」は、明治20年竣工、神宮に参拝する賓客のために建てられた、
絢爛豪華な純和風建築であります。(国指定重要文化財)
歴代の宮家のみなさまも訪れており、お写真も飾られていました。
桑名の六華苑もステキだけど、ここもさらに素晴らしいです。

大広間は、向こうが小さく遠くにしか見えないほど広い。
古式ゆかしいシャンデリアが風情ありあり。

ここは「御殿の間」皇室の方々がお泊りされる部屋。
御簾がぐるっとあって、やんごとなさが伝わってきます。

潮の香りをのせて、爽やかな風が吹きぬけていきます。
こんな窓辺でくつろいだら、気持ちいいよねーー
「おつきの方の間」というのもあって、そっちでいいから泊めてくれ、って
言いたくなるような高貴な空間でありました。
日本の文化の素晴らしさ、奥ゆかしさをしみじみと味わうことができました。
さて、「賓日館」を出て、近くのお店で「てこね寿司」などの昼食。
「伊勢うどん」を初めて食べた友人たちは、後で「のどが乾くーーー」と
申してました。だから言ったじゃん(笑
→二見神社、夫婦岩 →市内バスにて、内宮へ →おはらい町、おかげ横丁
→猿田彦神社 ここで時間ぎれ。
市内バスにて宇治山田駅へ、近鉄で帰路へ。
当初の予定では、夕食を済ませてから帰るつもりだったのだけど、
おかげ横丁のお店がねー、みんな5時になると次々に早々と閉まるのよー
というわけで、あわてて、引換券で「赤福餅」を食べ、これが一皿に
3個あるので、おなかいっぱいになり、「もう夕食は食べられない」と
帰宅することになったわけであります。
おかげ座の引換券もタイムアウトで利用できず。
私の絶賛する「へんば餅」も「本日は売り切れました」でした。
ちなみに、神宮神田では、タクシーを乗り入れようとしたところ「今日は
遠慮してください、行事があるので」とのことで、了解してその場で
見学しようとしたら「車を降りないでください、大事な行事なので」
とのこと。それは失礼しました!と早々に退散したのですが、
次の日の朝刊に「神宮神田抜穂祭」が神官たちによって行われた、との記事。
神様にお供えする初穂を摘む大事な行事の日なのでした。
知らなかったよー、そんなこと(汗
はい、楽しい一日でした。
イルカと犬ではどちらが賢いんでしょう?