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花笑み*マイ・フェイバリット

ワンコと映画と演劇と本とおいしいものと… 好きなもの、お気に入りのものについて書いていきます。

プロフィール

Author:美月
犬と本と音楽と、舞台と映画と、
大好きなものについての日記です(^^

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2012.05
11
CM:0
TB:0
15:55
Category : cinema
Theme : 映画感想
Genre : 映画
とーってもおもしろかったです♪
ピーター・チャン監督の新作。
大興奮に「おもしろかった〜!!」だった。
後半はもう、いっしょになって闘ってたので(^^;終ったら
肩と腕がガチガチ、掌は汗、という状態で、いやあ、よかったですよ。

舞台は1917年の中国の鄙びた山村。
二人の男が死ぬ事件があり、町から捜査官シュウ(金城武)が
やってくる。
死んだ男たちは名うての極悪犯で、なぜ、紙すきを生業とする善良な
村の男ジンシー(ドニー・イェン)が、彼らに勝つことができたのか?
調べていくうちに、シュウは、ジンシーの隠された過去を知る・・・・

前半はミステリ中心、後半はカンフーアクション中心。
前半の謎解きは、中国武術と人体医学の知識から理的に真実を
解明していく過程の、独特な雰囲気がおもしろい。
後半は、ドニーのカンフーの華麗さ、対するクララ・ウェイ、
ジミー・ウォングというベテラン挙士たちとの対決の息もつかせぬ
スピードとド迫力が、とにかくもう素晴らしい。

心にトラウマを抱える捜査官シュウが、ジンシーを知ることで
その信念を変えていくところが感動的。
人は自分の人生を変えることができる。
生き方を改めることができる。
どんな運命であろうと、どんな過去を持とうと、正しく生きられる。
「インファナル・アフェア」3部作で、「運命は人を変えるが、
人は運命を変えられない」というコピーが印象的だったが、
「捜査官X」は、それを覆す説得力があったなあ。

山村の貧しくものどかな暮らし、伝統と先祖を重んじる心豊かな毎日。
それらの風景の美しさと、ミステリのおどろおどろしさ、そして
カンフーの凄まじさ、これらが対比的にミックスされて、独特の
ムードと魅力を作品にかもしだしている。
ジンシーの妻役のタン・ウェイ(ラスト、コーション)も好演。

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2012.05
09
CM:2
TB:0
19:34
Category : books
Theme : 読んだ本。
Genre : 本・雑誌
最近は人情系のミステリばっかりで、イマイチだなぁーと
思っていたので、久々に「おもしろい!」と思える読み応えある
一冊だった。
他のレビューによれば好き嫌いが激しい作品のようだけど、
私は個人的なものより、こういう社会的なのが好きだな。

捜査一課継続捜査班の田川は、未解決の2年前の居酒屋殺人事件
を担当する。
初動では、キャリアの警視が、不良外国人による物盗りの犯行
として当たったものだが、見当違いで暗礁に。
地道な鑑取りを続けていくうちに、無関係と思われていた二人の
被害者に、新たな接点が浮かび上がってくる・・・・

作品は出始め部分で取っ付きが悪く、ノリを掴むまで少しもたつく。
また、実在の企業等がアテられている部分が多くて、それに気を
取られてしまうと集中できないだろう。

読み進むと、現代社会の抱える根本的な問題があぶり出されていく。
行き過ぎた企業主義、自由を謳う経済システム、
市場の道徳観の欠如、秘密主義、情報操作、
消費者の権利はどう守られるべきなのか、
消費者の意識はどうあるべきなのか、
道徳とは? 倫理とは? 正義とは?

プロローグからエピローグまで、しっかり読めば、いわゆる警察もの
だけではないこの小説のおもしろさがジワジワしみる。
読後感がすっきりしない、という感想もあるようだけど、
これですっきりしなければ、なんなの?と思う。
私はいろんな人々の無念を思って(;_;)でしたが。

消費者側である私たち、知る権利は大切だけど、それが過剰に
行き過ぎることで、新たな問題につながっていることを憶えて
おきたい。
正しく知る、そして、正しく怖れることが重要だ。
また、情報は正確に開示され、いかなる些細な隠蔽もあっては
ならない。
しかし、この王道が守られることが非常に難しい現実であることも
言うまでもない。
エンドレスな競争と焼畑的市場にみんな疲れているが、改善策は
なかなか見つけられそうにない。

震える牛震える牛
(2012/01/31)
相場 英雄

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2012.05
01
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TB:0
17:28
Category : wan
Theme : わんことの生活
Genre : ペット
ご無沙汰しました。レイラです。元気にやってます(^^
恒例、春の木曽三川の河川敷にお昼を食べにきました。

はい、母さんはおべんと作ったりしませんで、
コンビ二でおにぎりやサンドイッチを買い込んで行きました。
今日は学校のある日だから、人は少なくて、BBQ広場も数組で、
こっち側はほとんと貸切(^^v 「マイ庭」状態。

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たんぽぽいっぱい咲いてますぅ

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犯人追跡ちう

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ふっふっふ〜ん♪

この頃はタラタラ歩きとお昼寝ばっかりですが、
ウキウキ〜と走り回ったり、ジャンプしたりのレイラにゃん、
久々に見ました。ヨカッタ、ヨカッタ(^^

2012.04
29
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TB:0
23:18
Category : books
Theme : 読んだ本。
Genre : 本・雑誌
芥川賞受賞会見で注目を浴び、図らずも広く読まれることに
なった作品。あのときは会場で、その前に、無礼で
場をわきまえない質問が出て、その険悪なムードを反映しての
発言だったのだと参加者の某氏が述べておられましたが…

非常に強いエネルギーに充ちた作品。
文章も力強く、精密に構築されており、最近こういう作品は
あまりなかったなあと思う。
ただ、その強さが、狭くて、閉塞感が全面に充満しすぎており、
社会を、自己に敵対するものとしてのみ捉えて、自我を深く
追及するも、視点が一点のみでdig、digしていく感じで、
第三者的な客観視点がなくて、共感を拒んでいる。
ちょっと俯瞰的視点を持つことで、パッと広がることも
あるのではないか、人生も、作品も。
すごく力に充ちているが、ドロドロと渦巻き、沸き立っており、
感動するか、というと、そういうのとは違う。

作品のテーマとしての「川」の扱いはすごいと思った。
不潔なもの、汚物、邪悪なもの、あらゆる「負」を内包しながら、
“うなぎ”を育て、うねり、男を飲み込み、生命を生み出す。
作者にとって女性とは、凄まじく、忌み、恐れ、焦がれ、慈しむ、
なんとも表現を越えた超越存在。

なんか、「わけわからん」の感想にて、あしからず(^^;

共喰い共喰い
(2012/01/27)
田中 慎弥

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2012.04
28
CM:2
TB:0
17:22
Category : yummy!
Theme : こんな店に行ってきました
Genre : グルメ
4/26(木)ランチ 新栄「ビストロ・ダイア」
ちょっと予約の取りにくいお店らしく(←友人まかせ^^;
この日もランチは予約のみで満席だった。
ランチは[前菜+メイン(各1皿チョイス)+デザート]で
2000円、もう1皿プラスの3000円のコースもあり。

3人で行ったので、3皿(^^
(前菜)
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ニース風サラダ
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新ジャガイモと真サバのテリーヌ
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自家製サーモンのマリネ

(メイン)
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地鶏の赤ワイン煮こみ
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サーモンのポワレ
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豚バラ肉のトロトロ煮こみ

(デザート)
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ショコラケーキ
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パンナコッタなどミルク系アレンジ

どれも新鮮な野菜がたっぷりで、フレンチなのだけど
くどくなくて、味つけも薄味で、さっぱりと食べられる。
量も多すぎず、少なからず、ちょうどよく、満足感あり。
デザートはショコラのみだったのだけど、私が苦手だと言ったら
急遽パンナコッタやアイスなどを出してくれました。

お店もスタッフも感じよくて、人気なのがわかります。
ただ、場所が、栄からちょっとはずれているので、予約して
行かないと、ブラッと行くというわけにはいかないね。

ワインは[泡+白+赤]の3杯お任せが2100円。
ワインは他のグラスなども豊富で、チョイスもよい。
なかなか素敵なお店です♪


2012.04
19
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16:52
Category : books
Theme : 読んだ本。
Genre : 本・雑誌
ミステリ系の賞をたくさん受賞している作者の書き下ろしの新作。
おもしろいと聞いたので、読んでみたが…

すごく、暗い。暗くて、重い。
絶望した人たちが、自分を大切に考えてくれた人に、自らを犠牲
にして、最後の役にたちたい、愛のお返しがしたい、と望み、
行動するが、ごちゃごちゃともつれあって、悲劇が悲劇を増幅させ、
結局、誰も幸福にはなれない。
最後まで絶望と孤独と悲哀のみが提示され続け、
読んだこちらもどっぼーん!とその深みに連れて行かれる。
希望はない。
「愛」があるじゃないか、と言うかもしれないが、愛はここでは
全く無力で、愛はかえって悲しみを伴ってくるだけだ。

なんか、こういう系のミステリ、多いなあ。
読後感、悪し。

春から夏、やがて冬春から夏、やがて冬
(2011/10)
歌野 晶午

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2012.04
16
CM:4
TB:0
11:50
Category : books
Theme : 読んだ本。
Genre : 本・雑誌
なかなか時間がまわせなかったけど、やっと読んだ。
これはとてもおもしろかった!
村上春樹が私的に小澤征爾と話したことを、自分でテープを起こして
記録したもので、すごくマニアックな内容なのだけど、わかりやすくて
興味深いことが、いっぱい盛り込まれている。

世の中には「素敵な音楽」と「それほど素敵じゃない音楽」の2種類の
音楽しかなくて、
「素敵な音楽」を聴くことによって得られる純粋な喜びは、原理的に
ジャンルを越えたところにあり、専門的な音楽教育を受けていなくても、
本能的に感じとれるものだ。
「素敵な音楽」にはなにものにも替えがたい価値があり、
「良き音楽」は愛と同じように、人々に大事な燃料として取り込まれ、
生きるための意欲をチャージさせるものとなる。

という前書きからもう感動的で、
・ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番
・ブラームス
・マーラー
・オペラ
などなどと二人の話は尽きず、小澤さんの後書きにいたるまで、
ずっと「ああ〜おもしろい〜〜〜」と思いながら一気読み。

「たたたー」「たぁたぁたぁー」「たわぁたわぁたわぁー」と、
いわゆる行間を読む演奏・会話する演奏の話など、
なるほどなるほどー、と思ったり、
また、「マーラーなんて誰もやらなかったよ」と聞いて、へぇーと
時の流れを思ったり、
あの人のこと、あの演奏のこと、あの作曲家のこと、
小澤さんが「レニーがね、彼は…と言ってね、…で、カラヤン先生は、…」
という調子で話されるものを読んでいくにつれ、
自分もいつの間にか、レナード・バーンスタイン、ではなくて、
「レニー」と知り合いのような気持ちになってしまひ…(^^

話題になっている演奏を想像しながら読むのもおもしろいし、
音があればもっとおもしろいだろうなぁ…、いやいや、文章で読むから
味わいがあるのかなぁ…、などと思ったり。。。
みなさんがおススメを書かれていることに納得しつつ、
やはり私もおススメの一冊♪

小澤征爾さんと、音楽について話をする小澤征爾さんと、音楽について話をする
(2011/11/30)
小澤 征爾、村上 春樹 他

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2012.04
13
CM:0
TB:0
16:13
Category : cinema
Theme : 映画感想
Genre : 映画
モノクロ・サイレント作品として話題をさらい、アカデミー賞
作品賞・監督賞他5部門を受賞、わんこのアギーは
カンヌで「パルムドッグ賞」受賞! 
とにかく見逃してはならない作品なんだなと皆の期待を集めた。

なんにせよ、「最優秀わんこ」の栄光に輝いたアギーちゃんに
会いに行かねばなりませぬー(^^v

ストーリーは1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、
ジョージ・ヴァレンティンは、名もない新人ぺピーに才能を
見出し、女優への道を導いていく。
やがて時代はトーキーへと移行し、人気をなくして零落れていく
ジョージ。一方で、スターへの道をひた進むぺピーだが…

色もセリフもない、CGもない、オーバーアクションな演技と
字幕のみで見せる古風な作品。
古き佳き時代への監督の熱き思いがたっぷり込められている。
内容も、実にオーソドックスな、切なく甘いラブストーリー。
ずべてが実にロマンチック。
主演男優賞のジャンも、銀幕のスターのような申し分のない二枚目。

が、ぺピー役の女優さんが、ちょっと私の好みとは違う。
監督の奥さんだそうである。監督の愛がこめられているのね。

なんといっても、わんこのアギーちゃんがチャーミング〜♪
演技、うますぎ!もう、かわいすぎ!!
それだけで、全部、満足です!と言わせる力がある。
女優さんがきれいでなくても、ストーリーが古っぽくても、
前評判ほどでないぞとおもっても、(^^;
もうアギーちゃんだけで、私はそれだけで納得です(^^v

ミシェル・アザナヴィシウス監督
ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベショ
運転手:ジェームズ・クロムウェル

2012.04
11
CM:0
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16:07
Category : cinema
Theme : 映画感想
Genre : 映画
究極の心理戦であるアメリカ大統領選を描いた作品。
なんでもあり、どんなあくどいやり方もまかり通る、
正義を遂行する人物となるために、自らの正義を売る闘い。
これは、はたして、ありなのか?
ジョージ・クルーニー監督、レオちゃんもディレクションに加わり、
ハリウッドのデモクラットな知性が終結している。

民主党のモリス知事(クルーニー)は、オハイオ州を勝利すれば
ほぼ当確とされている。
それを支えるベテランの参謀ポールと、若手広報スティーブン。
前途洋々のスティーブンだったが、敵陣の参謀からの接触を受け、
また、インターンのモリーとねんごろになり、彼の将来に暗雲が
立ち込め始める。数々のスキャンダルが舞い上がる中、
スティーブンはこのまま闇に消え去るのか? 
失脚するのは誰なのか?
誰がこの闘いに勝利するのか?

とても見ごたえがあり、おもしろかった♪
明るい爽やかな気持ちにはなれないけど、この壮絶な男たちの
生き残りをかけた駆け引き、二転三転する正義を売る闘いは、
ぜひ観ておくべき。

で、平日の夕方という、へんな時間に観たら、
なんと、人生初の、「貸切!」でした。
すごく豪勢な鑑賞時間でありました(^^

スティーブン:ライアン・ゴスリング
ポール:フィリップ・シーモア・ホフマン
ダフィー:ポール・ジアマッティ
アイダ:マリサ・トメイ
トンプソン:ジェフリー・ライト
モリー:エヴァン:レイチェル・ウッド


2012.04
11
CM:0
TB:0
15:39
Category : cinema
Theme : 映画感想
Genre : 映画
4/7 もうじき終了という感じの時間設定のホームズ2作目を観た。
一作目がおもしろかったので、期待して行ったのだが、
いきなり暴力的な戦闘が続き、ワル者は解っているので、
ナゾ解きのおもしろさもなし、つまらない。
オーソドックスなホームズ&ワトソン像にこだわるつもりはなく、
おもしろい作品であればよいと思っている。
しかし、列車に乗ってヨーロッパを渡り、外国に行ってはだめよ。
ベーカー街の、すこしカビくさい、湿気った香りを捨てては、
それはホームズでなくなる。ちょっとダサめのワトソンと
ロンドンで知能戦をやらなくては、
アクションばかりでは、それはちょっと違うでしょう。

一年ほど前に、BSで、BBCの新しいホームズを3回放送していた。
そのホームズは、ネットとSNSを駆使する現代人で、
松田優作みたいで、変人で、切れ者で、実直で屈折したワトソンと
難解なナゾ解きに挑んでいた。
あれは、あれで、よかった。
しかし、これは、よくないと思った。
主役の二人がどんなにかっこよく、セクシーでも、よくないよ。